2008年08月01日

武士道

コンビニに何気なく入って、
雑誌のコーナーに行ったところ、
(株)イースト・プレス刊の、
『まんがで読破 武士道』 新渡戸稲造(にとべいなぞう)作
という本が目に留まり、思わず買ってしまいました。

小さくて、薄い本なのですが、
内容はすごく濃くて、非常に分かりやすく、
大変感銘を受けました・・・。

新渡戸稲造は、明治・大正・昭和3時代に渡って活躍された
農学者、教育者で、旧5,000円札の肖像としても有名です。

ドイツ留学中、ベルギーの法学者に
日本の学校では宗教教育が行われていないということを驚かれ、
愕然とします・・・。

「私たちの国では学校で子どもたちに
 善悪の基準を教育しますが・・・
 その道徳観の基礎には
 キリスト教という宗教教育があります。

 宗教がないとは!
 いったい日本人は何をベースに子孫に道徳教育を授けるのですか?
 イミガワカラナ~イ???」


新渡戸は、考えます。

『国教のない日本で、国民に
 「善悪」の観念を授ける宗教以外のものとは一体何か・・・?』


そこで気付くのです・・・
『そうか、
 花は桜木
 人は武士!
 わが国には「武士道」という道徳教育があるじゃないか・・・!』


その後、新渡戸は1900年
『Bushido: The Soul of Japan(武士道)』を出版し、
この著書は世界的なベストセラーになります。

この本には、『忠臣蔵』のエピソードも出てきますが、
武士の高潔な生き方は、当時の庶民のあこがれでもあり、
芝居寄席講釈浄瑠璃読本などで、
サムライの物語が大衆娯楽のテーマとなっていました。

『武士道』は、何も武士だけのものではなく、
広く庶民にも浸透し、
日本人の『大和魂』となっていったのです。

しかし、最近思うのです。
確かに行き過ぎた『大和魂』には問題があるとは思うのですが、
平成の日本には、
あまりにもこの『武士道』『大和魂』がなさすぎる・・・。

日本には、もともと、
道徳観の基礎
『宗教教育』がありません。

しかも、現在の日本では、
道徳観の基礎となるような、
『武士道』も『大和魂』も教えていないのです。

こんな子どもたちの置かれている状況を見ていて、
私は時々空恐ろしくなることがあります。face07

『この国は、このままで本当にいいのだろうか・・・?』

今の平成の時代に適合するような、
新しい『武士道』『大和魂』の必要性を強く感じます。

Posted by ゲゲゲのしげたん at 19:00│Comments(0)TrackBack(0)生き方

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