2009年09月24日

『祐徳稲荷神社』参拝

連休中、ふと思い立ち、
『祐徳稲荷神社』に参拝することにしました。

『稲荷神社』に祭られている神、
『稲荷神(いなりのかみ、いなりしん)』は、
『お稲荷さま』『お稲荷さん』の名で、多くの人々に親しまれています。

一般的なイメージとして、
キツネ(白狐)の姿をしているかの如く勘違いされていることが多いのですが、
これは『稲荷神』の使い、『眷属(けんぞく)』の姿であり、
実際は
『宇迦之御魂神(倉稲魂命)』(うかのみたまのかみ)に代表される
五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、諸願成就の神が『稲荷神』とされています。

『稲荷神社』の総数は、
全国で2万社とも4万社とも言われており、
『祐徳稲荷神社』は、
その総本宮である『伏見稲荷大社』などとともに、
『日本三大稲荷』1つに数えられています。

『稲荷神』信仰は
711年和銅4年)に始まったようで、
総本宮では、
平成23年『おいなりさん御鎮座1,300年を記念した行事が行われるようです。

楼門をくぐると・・・
『祐徳稲荷神社』参拝
正面に神楽殿があります。
『祐徳稲荷神社』参拝
御本殿は、少し高い所にあって・・・
『祐徳稲荷神社』参拝
ここで参拝。
『祐徳稲荷神社』参拝
さらにその奥には、『奥の院』があって・・・
ここに至るには、
結構、山道を登らなくてはなりません。

私は、娘2人を連れて、奥の院へ・・・。
(妻は途中で断念。)

私は、5月の連休の時に登った、
『巨石パーク』のことを思い出しました。

途中、『お稲荷さん』特有の赤鳥居がずらりと並んでいて・・・
『祐徳稲荷神社』参拝
まるで、
この世に誕生する際に、産道を通っているかのような、
いわゆる『産みの苦しみ』を味わっているかのような、
そんな奇妙な感覚(?)に捉われました。
(後に、娘たちが通う七田チャイルド・アカデミーの先生に、
 『産道』を意味するから『参道』と名付けられているということを教えていただきました。
 理感得・・・。)

そういえば、主祭神である『宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)』は、
『古事記』『日本書紀』ともに名前が出て来るだけで、
男神か女神かも分かりませんし、
あまり事績の記述もありません。
(故に、『キツネ』の神さまと勘違いされるんですね・・・。)

一説によると、
スサノオの系譜、すなわち『国津神』に分類されるとも言われているようです。

そのためでしょうか、
この『祐徳稲荷神社』において、
私は『巨石パーク』のような、
どこか『太古の感覚』を呼び覚ますような、
そんな『神氣』を感じました。

機会があったら、
総本宮である『伏見稲荷大社』にも参拝したいと思います・・・。



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:02│Comments(0)
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