2008年03月02日

「ただ行うのみ・・・」

いわく、
「言う者は知らず、知る者は語らず、ただ行うのみ。」

中国の春秋時代の思想家、老子「道徳経」に、
「言う者は知らず、知る者は語らず」
という言葉があります。
矢山利彦先生は、この言葉に、
「ただ行うのみ・・・。」
一言、付け加えられました。

この言葉は、数ある「矢山語録」の中で、私が最も好きな言葉です。
矢山院長らしい、「実務家」「職人」「武術家」の言葉です。

もともとは、安易なお話だけの
「スピリチュアルな世界」にハマってしまう方々に対しての
注意のお言葉だったと記憶していますが、
この言葉を最初に聞いたとき、私は20代でしたので、
「人間として、日本人として、男としての生き方とはこれだ!」icon09
とかなり感動しまして、
こういう生き方をしようと決意したものです。

実際、世の中には、どの分野においても、
(医療の世界においても)
口先ばかりで実が伴わないものが少なくありません。
(そういうものを否定するわけではありませんので、誤解なきよう・・・。
  40代になった今では、
  それは成長の一段階であると考えておりますゆえ・・・。face01

気功を実践することにより、
そういうものを見分ける「眼」を養い、
言わずとも、語らずとも、行動で示せるような、
「知る者」になりたいものです。

「氏いわく・・・」ですが、
「子」「師」という字ではなく
「氏という字を使っているのは実は理由があります。
(間違いではありません・・・)
その理由はいずれまた・・・。face02



タグ :老子気功


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 11:37│Comments(0)
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