2009年12月20日

矢山流、関落陰

『光の中へ
 中国道教に伝わる異次元旅行』
同朋舎刊)

・・・という著書があります。

これは、1,000年以上古くから中国に伝わる道教の秘術、
『関落陰(かんらくいん)』について詳述された本です。

『関落陰』とは、
『この世』の人間を、通常の顕在意識をそっくりそのまま保たせたまま、
いわゆる『あの世』(神霊界)に送り込むための
『神霊界への橋渡し』の秘法。

『関落陰』の『関』は、
現実世界と神霊界の『境界』を意味しています。

即ち『関落陰』とは、
その境界(関)を越えて、
『あの世(陰)に行く(落)』ということを意味しているのです。

私も人さまの生き死にを扱う仕事に携わっておりますので、
ある程度は『あの世』のことも知っておく必要があると考え、
このような『宗教的秘術』や、
『臨死体験』『前世療法』などに関して、
学生時代より研究していました。

『光の中へ』が出版されたのは平成10年

当時、この本を読んで、私は・・・

『へぇ~、こんな世界もあるのか・・・!!
 「臨死体験」をするには一度死に目に遭って、
 「あの世」に行って「この世」に返ってくるという
 危険を冒さなければならないけど、
 この「関落陰」であれば、
 そんなリスクを背負わなくても「あの世」を体験できるわけね・・・。』


・・・と思っていました。

そんなある日、矢山利彦院長と話をしていて、
何かの話からこの『関落陰』の話題が出た際に・・・

「ん・・・、
 関落陰?
 ああ、僕もやったことがあるし、することもできるよ・・・。」

・・・と仰るではありませんか・・・!!

何でも、『光の中へ』の著者、
具道士氏とは以前よりお知り合いらしく、
驚くべきことに矢山院長は本を読んで話を聞いただけで、
その『関落陰』の秘法をマスターしてしまったのだそうでした。

(具道士氏はその後、矢山クリニックにも遊びにおいでになりました。)

『それじゃあ、体験してみよう・・・!!』face03

・・・ということになって、
私も矢山流・関落陰を体験することになりました。

(確か、2001年icon01だったと思います・・・。)

矢山流・関落陰は、
具道士氏が日本に伝えられたオリジナルの『関落陰』とは
多少異なってはいましたが・・・

『なるほど、「関落陰」とはこういうものか・・・』

・・・という、アウトラインはつかめたような気がします。

体験してみて、正確には・・・
『関落陰』は、
一般的に認識されているような、
いわゆる『あの世』ではないようです。

『関落陰』という体験は、
私は経験したことがないのですが、
モンロー研究所で研究されている
『幽体離脱』『体外離脱』現象という、
ある特殊な変性意識状態に誘導される現象と、
非常に似通っているのではないかと考えられます。

『矢山流・関落陰』の体験自体は、
なかなか興味深いものでしたので、
その詳しい内容に関しては
また後日ご報告したいと思います・・・。face02



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。