2010年02月24日

聖者は未来に学ぶ

『愚者は経験に学び、
 賢者は歴史に学ぶ』


これは、19世紀
プロイセン王国の王、ヴィルヘルム1世の右腕としてドイツを統一、
ドイツ帝国を打ち立て、
初代宰相に就任し、大活躍、
『鉄血宰相』と称された、ビスマルクの名言です。

ビスマルクは、
明治維新後の日本にも多大な影響を遺したようで、
特に初代総理大臣、伊藤博文
ビスマルクの影響を強く受けていたと
伝えられています。

そういえば、明治憲法プロイセン憲法を規範に作られたものであり、
ここにもビスマルクの影響が色濃く反映されたのでしょう。

『愚者は経験に学び、
 賢者は歴史に学ぶ』


この言葉は、基本的には・・・

『愚か者は、自分の経験から学ぶと信じている。
 私は、最初から自分の誤りを避けるため、
 他人の経験から学ぶ事を好ましいと判断する。』

・・・というような意味らしいのですが、
ある日、この後に続く言葉がふと心に浮かんできました。

それが・・・
『聖者は未来に学ぶ』

・・・です。

自分の経験も、歴史も、言ってしまえば『過去』

『過去』に学ぶことは必要なことではありますが、
聖者はそれに加えて『未来』に学んでいるのだと思います・・・。



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(4)
この記事へのコメント
こんばんは。
先生、面白いですね。
未来に学ぶ?
もう少し 詳しく話して頂けますか?
Posted by 冨田 at 2010年02月24日 21:16
冨田さん、こんばんは。

「聖者は、未来を読み取り、
 現在にそれを活用する」

・・・といったような意味です。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2010年02月25日 18:45
重田先生、ありがとうございます。

『未来を 読み取る』

今の私はというと、   「うーん…。未来を読み取る…か。未来を読み取る…。未来を読み取る…。未来を読み取る…・・・」と
繰り返し口に出して言ってみてます。

そうすると、不思議と感触が出てくるんですよね…。
Posted by 冨田 at 2010年02月25日 22:45
冨田さん、こんばんは。

その不思議な感覚が
「時間のエネルギー」かもしれませんよ・・・。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2010年02月26日 20:03
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