2010年01月13日

『宝満神社』に初詣・・・

毎年、私は初詣として
実家の近くの『八幡神社』『唐津神社』
地元の『梅野神社』などを参拝するのですが、
今年は妻の実家の近くにある『宝満神社』にも出かけました。

『宝満神社』に初詣・・・

『宝満神社』は『宝』『満ちる』という、
実にお目出度い名前を冠する神社なのですが、
宝くじがよく当たることで有名な
唐津市の沖合い、玄界灘に浮かぶ高島にある神社、
『宝当神社』と同様、
宝くじファンの間で静かなブームを呼んでおり、
実は宝くじ当選祈願の人気スポットなのだそうです。

(高さ約14m『ジャンボ門松』も有名なようです。)

享保4年1720年)に建立され、
別名『産神宝満寺宮』とも呼ばれていて、
実際は宝くじの神さまなのではなく、
基本的には妊産婦新生児を守護する神社であるようです。

『子は国の宝と言うからなぁ・・・。
 さて御祭神は一体どなたかな・・・?』


・・・と思って確かめてみてびっくりしました。

宝満神社の御祭神は・・・
『伊邪那岐命(いざなぎのみこと)』
『伊邪那美命(いざなみのみこと)』2神でした。

この2神は、日本神話でもかなり最初にでてくる神さま(神世七代)で、
『国産み』『神産み』を行って
日本国土や様々な神々を産んだ夫婦神です。

(日本神道で最高神とされる
 『天照大御神(あまてらすおおみかみ)』親神でもあります。)

伊弉諾、伊邪那岐の2神を祀ってある神社は
滋賀県に総本社のある『多賀大社』などが有名ですが、
唐津にもこの2神を祀った神社があることを初めて知りました。

『国生みを行った神さまにあやかって
 宝満神社は妊産婦と新生児を守護する神社になったわけね・・・。』


ちなみに『宝当神社』のご祭神は、
安土桃山時代に高島を治めていた名君、
野崎隠岐守綱吉公。

本々は『綱吉神社』と呼ばれていたようですが、
島の人が『当島の宝』として改名されたのだそうです。

『宝満神社』も『宝当神社』も宝くじとは全く関係がないのですが、
そのいかにも宝くじに当りそうな名前と、
実際に宝くじに当選する人が続出することで、有名になったようです。

まあ、きっかけは人間の欲望、煩悩から出たことではあるようですが、
日本の伝統が見直されるきっかけになることは良いことなのかな・・・

・・・と個人的には思います。



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 20:02│Comments(0)
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