2010年02月02日

子孫供養

基本的に、医師は
日曜祭日盆正月の概念が希薄だと思います。

人さまの病気、生き死にに
昼も夜も、日曜も祭日も、盆も正月もあまり関係が無いからです。

こういう言い方は少々問題あるとは思いますが、時々・・・

『医師というのは、実に因果な商売だなぁ・・・。』coldsweats01

・・・なんて思うことがあります。
まあ、それはさておきまして・・・

私も養子ではありますが、
一応、一家の長男で跡取りの立場におりますので、
盆・正月くらいは一族のお墓菩提寺にお参りでもしなくてはと
常々考えています。

ただ、仕事の都合上、
そういう訳にもいかないことが多々ありますので、
そういう場合は
『内在神への道』ナチュラル・スピリット)などで有名な
『伊勢白山道』流の先祖供養を行うことにしています。

(伊勢白山道氏のことは
 ある患者さんに教えていただきました。

 他者に対する批判が結構痛烈で、
 その点は多少気にはなりますが、
 スピリチュアルなことに関して数多くのヒントを得ることができ、
 私は大変参考になりました。)

そんなある時・・・

未来発想的に言えば、
 御先祖は「過去」になるわけだから
 お参り、供養は「未来」の子孫・末裔に対して行った方が
 より効果的なのではないか・・・?』


・・・というアイディアが湧いてきました。flair

『供養』とは・・・
基本的には
お墓、お寺、仏壇を前にして
神仏や先祖に対してtulip供物を供え、
お経やお線香をあげ、手を合わせてお参りすることです。

その目的は、
もちろん『ご利益』を願ってではなくて、
『感謝』の意を表することですが、
これを過去の時間領域に存在するご先祖にではなくて、
未来の時間領域に存在する子孫・末裔たちに向けて行うのです。

試しに『子孫供養』を行ってみたところ、
『未来』の時間領域に存在する『子孫末裔』と、
『過去』の時間領域に存在する『先祖』
『現在』の時間領域に存在する『自分』によって1つに繋がり、
未来から現在、現在から過去に流れる時間のエネルギー
より強く感じることができるような氣がしました。

ご先祖の誰か1人でも欠けていたら、
自分はこの世に存在することができなかった・・・。

・・・と同時に、もし自分が欠けてしまったり、
すべきことを為さなかったりしたら、
その子孫末裔は存在できないかもしれない・・・。

子孫末裔たちの未来のため、
今、現在という時間領域に存在している自分が、
一体何を考え、どのように行動し、如何に結果を残していくのか
子孫末裔たちに問われているような感覚になり、
未来に対する責任、自覚、覚悟といったものを強く感じ、
また同時に子孫末裔たちの時空を超えたエネルギーthunderみたいなものを
頂いたような氣がしました。

お参りの際は、
今現在『この世』に存在しない『ご先祖』だけでなく、
いまだ『この世』に存在しない『子孫末裔』たちにも
想いを馳せると良いようです・・・。

(そういえば、
 よく考えたら『現在』とは現実の世界なので
 この世』と言うことができるのですが、
 『過去』も『未来』も現実に存在している世界ではなくて
 『抽象的世界』なわけですから、
 単純に言ってしまえば『過去』や『未来』は
 『あの世』になってしまいますね・・・。)



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:30│Comments(8)
この記事へのコメント
なるほどです。

ちなみにおととし懐妊したとき、いわゆる『あの世』から魂が来ましたが
なぜかしら近寄って来ないんです

そしたら物質的な欠陥により流産となりました

魂はしばらく居たのですがけっきょくはまたあの世に帰っていってしまいました

子孫たちも、けっきょくあの世からやってくるわけで
いま現実に居る子どもたちもあの世からきて『いま』を物質を持ち生き、未来という時間へと生きていますねえ

確かに、『わたし』という『現実』から、子どもたちを供養(ほかにやはり言葉がみあたりませんね)させていただくと
まるでゆらゆら健康法のグラウンディングと天からのエナジーが『自分』にあわさり軸が立つ感覚を

時間の軸が立つような感覚として面白く感じるとるができますね!

いま居る子どもたちと、これから産まれてくる子どもたち(子孫)をも供養(?)することで
ご先祖さま方もお喜びになるような気がいたしました。

同時にやはり自らもしっかりとこの命を生ききり、伝えることは伝えてから逝きたいと、
『いのちと、いのちのつながり』の大切さに対し、畏敬の念が沸き起こります

本日もありがとうございました
Posted by ミワ子 at 2010年02月02日 20:50
しげたん先生 こんばんは(^^)

「あの世」と「この世」・・・・

昨年末に他界された友人のご主人様が主宰していた楽団のコンサートが日曜日にありました。、私は、美声をかわれて(笑)、いつもアナウンスのお手伝いなどをしています。
今まで、アナウンス原稿は彼が下書きをしてくださっていたのですが、、今回は楽団の方で用意してなくて(泣)、、開演30分前になって私が書きました。あわてて書いた原稿は、彼が大好きな言葉・「誠に」が強調された文章になりました。
そして、、、
指揮者への花束贈呈をする人がいな~い!(号泣)。。。ということで、急に私にやってほしいと言われて、普段着の私は大あわて~! と、そこへ友人が入ってきました!(嬉)
「そうだ!奥様にお願いしよう!」ということになりました(喜)。
そして、、、
会場は、いつも空席が目立つのに、今回は立ち見のお客様もでるほどの満員御礼☆
特に連絡もしなかったのに、彼の知り合いの方たちがたくさん来てくださいました。

ああ、彼が声をかけて人を集め、、タイミング良く奥様を呼んで、、誠実な想いを伝える原稿を書いてくださり・・・、全部、プロデュースしてくださったんだなあ・・・と、コンサートが無事に終わって、しみじみと感じました。

素敵な音楽を多くのみなさんにお届けしたい☆という、「愛」の想いは、宇宙の「愛」の波動に共鳴して、「あの世」の人も「この世」の人もお互いに助け合って、「この世」で形あるものを創り出しているのではないかしら?・・・と、思いました。
「あの世」と「この世」の渾然一体感・・・理屈や文章では説明できませんが、、、感じています。

「指導・監査と保険医の権利」の記事、、、胸がつまりました。。。
「人を助けたい」という慈愛に満ちた医療開発・「未来療法」・・・必ず「勝利する!」と思っています。
いつもありがとうございます☆   (^^)
Posted by しいちゃん at 2010年02月02日 22:30
「子孫供養」おもしろい発想ですね!
ただ・・・自分やきょうだいにも子供がいない女性は
罪悪感を持ってしまうかもしれません。
このような場合は、周りの子供達の未来をイメージ
したらいいのでしょうか?
それと、この罪悪感をプラスに転換する方法があったら
アドバイスをお願いします(-人-)
Posted by N・N at 2010年02月03日 14:16
ミワ子さん、こんにちは。

仰るとおり、
「いのちのつながり」の大切さに畏敬の念を感じます。

「この世」に降りてこれなかった「いのち」にも、
つながりはあったわけで、
そこにもまた深い意味を感じます・・・。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2010年02月03日 16:30
しいちゃんさん、こんにちは。

私も「音楽」の持っている可能性には
かなり注目しています。

「音楽」の持つ波動は、
「この世」と「あの世」を繋いでいるのかもしれませんね・・・。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2010年02月03日 16:36
N・Nさん、こんにちは。

仰る通り、そのような場合には
周りの子供達の未来をイメージすれば
よろしいかと思います。

私も養子ですが、
よく考えると、何代かさかのぼれば
実は結局、みんな親戚、家族なんですよね・・・。

未来の子供たちは、
どの子供たちも
結局自分の子供たちと考えていいのです。

また、つながっていくものは「血」「遺伝子」だけでは
ありません。

「志」「思想」「想い」・・・etc

結局、みんな同じ樹に生えている葉っぱのようなもので、
つながりが切れてしまうことはあり得ません。

その罪悪感は幻です。
プラスでもマイナスでもありません。

幻であることを認識しさえすれば、
罪悪感は消失します。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2010年02月03日 16:46
>プラスでもマイナスでもない・・・
とても気持ちが楽になり、読んだ途端に涙が出ました(T-T )
幸い、毎日子供達と関わる仕事をしているので、明るい子供達の
未来をイメージして接していこうと思いました。
ありがとうございました!!
Posted by N・N at 2010年02月04日 20:33
N・Nさん、こんばんは。

子供さんと関わる仕事というのは、
未来と直接関わっていくという、
この世で最も使命のある仕事であると私は思います。

子供たちを明るい未来に導いてくださいね・・・。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2010年02月05日 17:56
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