2008年07月06日

お釈迦さま涅槃の図

お釈迦さま涅槃の図
これは、矢山クリニック1階の廊下、
エレベーターの前に飾ってある、
『釈迦・涅槃の図』です。

お釈迦さまは、80歳の時、
旅先で、キノコ料理(一説によると、豚肉料理)による
食中毒にかかってしまわれます。

死期を悟ったお釈迦さまは、
インドクシナガラ郊外の沙羅双樹(さらそうじゅ)の下で、
頭を北にして、(北枕の由来)
右手を枕にし、
顔を西に向け、横たわり、、
最期の最期まで仏教の教えを説き続けられます。

臨終の際、お釈迦様の周りには、
お弟子さんや信者さんたち、人間以外にも、
鳥や獣などの動物たちが、
そして菩薩、天龍、鬼畜などの存在も集合し、
皆が看取る中、
お釈迦さまはお亡くなりになります。

この『釈迦・涅槃の図』が、
なぜクリニックの1階の廊下に置かれているのかというと・・・
その理由は、実は私にもわかりません・・・。

この図がその場所にあるのは、
おそらく意図したものではなく、
単なる偶然なんだと思います。

しかし、重病だった患者さんがお亡くなりになって、
退院される際、
ご遺体がエレベーターから降ろされる時、
必ず、この『釈迦・涅槃の図』に出会うようになっています。

なぜ、この絵がこの場所にあるのか・・・?

それは、おそらく、そういう意味なんだろうと思います・・・。



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(2)
この記事へのコメント
前から気になっていたのですが・・・
そういう意味だったのですね。
私の母は深夜誰にも看取られず、死んでいきました。
そして、病院の裏口から・・・
私と、数人の親族と共に・・・
あの寂しさは、もう味わいたくないです。
心安らぐ思いです・・・
Posted by のりぼう at 2008年07月06日 20:38
『死』を寂しいものにさせないのも、
我々ホロトロピック・センターの仕事です・・・。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2008年07月07日 10:12
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