2008年05月02日

三密加持すれば速疾に顕わる

『三密加持すれば速疾に顕わる。』

この言葉は、正確には弘法大師・空海の言葉です。

矢山利彦先生は、空海が伝えている真言密教
数々の技法のエッセンスを、
矢山式気功に応用し、組み込まれています。

『三密』『三』とは、
『身』『口』『意』3つのことで、

手指や体の動き・働きを表し、
言語の働き
イメージの働きを表します。

少し医学的に解説すると、
は脳の運動感覚中枢の働き、
聴覚と言語中枢の働き、
視覚中枢の働きとイメージ形成力を表します。

この3つ高度に一点に集中させ、
それを保持すれば、
仏教で言う、『悟り』『即身成仏』の達成が、
非常に速やかに顕現する・・・
ということが、
空海により明らかにされたのです。

『悟り』『即身成仏』というと、いかにも仏教的ではありますが、
判りやすくいうと・・・

3つの脳の働きを、同時に、しかも集中して行うと、
雑念が入る余地が無くなってしまい、
その結果、

『人間性が高まる』
『頭が良くなる』
『実存的変容が生ずる』
『人間として完成する』
といった効果が得られますよ・・・
ということを意味していると考えればよいと思います。

矢山先生は、
弘法大師空海の伝えた、思想・ノウハウを、
気功法として読み解き、
現代に広く通用するよう、一般化されたのです・・・。

気功だけでなく、何でも『三密加持化』することが、上達のコツです。
例えば・・・
勉強であれば、
手指、身体を動かしながら()、
口で唱えながら、耳で聴きながら()、
イメージしながら、視覚に訴えるような工夫をして()、
勉強すると、情報がダイレクトに脳に刻み込まれ、効果が高まります。



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:03│Comments(0)
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