2008年10月16日

バイオ・カオス・インデックス

日本には、
『風が吹けば桶屋が儲かる』
ということわざがあります。

何かが起きると、
めぐりめぐって、思いもよらないような
意外な所にも影響が出ることを意味しています。

同じように、
『北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる』
『アマゾンを舞う1匹の蝶の羽ばたきが、
 遠く離れたシカゴに大雨を降らせる』
という言葉もあって、これは・・・

「蝶の羽ばたきというごく小さい要素であっても、
 遠く離れた場所の気候変動に大きく影響を与える可能性がある。」

・・・ということを表しています。

このことを『バタフライ効果』と呼び、
『複雑系』『カオス理論』の一例として、広く知られています。

『カオス』とは、日本語で『混沌(こんとん)』『無秩序』を意味しており、
由来は、ギリシア神話に登場する、
世界が始まるとき、無の空間最初に誕生した神の名前です。

『カオス理論』とは、
ほんのわずかな初期条件の違いが、
予想もつかないほど大きく違った結果を生む現象・・・
予測できるような個々の現象が、
全体として考えると、非連続バラバラな挙動を示してしまい、
予測が困難で、
複雑不規則な様子を示す現象を扱う理論です。

『自然界の法則』、
『生命』の世界は、
多数の因が関係しており、
それぞれの因子が相互に影響を与えるため、
一般的な、
2×2=4、2×3=6、2×4=8・・・
のような簡単な数式で表わされるような
線形的な手法では
システム全体を予測することが困難な、
『非線形的』で、まさしく『複雑系』『カオス』の世界です。

『バイオ・カオス・インデックス』は、
株式会社CCI(旧株式会社コンピュータコンビニエンス)が
開発した『カオス解析システム』で、
指先の脈波を測定することによって、
その『複雑系』である人間の生命が、
どれほどの「複雑さ」「多様性」「多面性」を持っているか、
『生命のゆらぎ』を保てているのかを判断することができます。

バイオ・カオス・インデックス
バイオ・カオス・インデックス
脈波を測定し・・・
バイオ・カオス・インデックス
バイオ・カオス・インデックス
解析・・・
バイオ・カオス・インデックス
結果が出ます。

F-定数と呼ばれる定数に、
測定されたバイオ・カオス・インデックスの値が
近づけば近づくほど、
生命としてのゆらぎ、複雑度が保たれていると判断されます。

また、この測定装置では、
自律神経交感神経交感神経)のバランスも
同時に表示できるようになっています。



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(2)
この記事へのコメント
「Mandelbrot(マンデルブロー)集合」というカオスが
好きですね。
他にはe=ネピア数
    π=3.1415926535(円周率)
     i=絶対に姿を見せない虚数(i^2=-1)

が、e^iπ+1=0(ネピア数をiπ乗してシンプルな1を足すと
0になってしまう)という「オイラーの等式」が気になります。

ゼロサーチも一見混沌(カオス)としている身体をレヨメーターで一旦シバいて、整数1を足してしまうとことをしてるのかなぁ?
くまもとの井手@平たく言えば純粋な陰、純粋な陽は存在せずに混ざっているということか?中
Posted by くまもとの井手 at 2008年10月17日 15:07
井手さん、こんばんは。

井手さんのおっしゃる通り、
純粋な陰、純粋な陽は存在しないんだと思います。

認識できないだけかもわかりませんが・・・。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2008年10月17日 20:02
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