2008年08月06日

原爆の日

第2次世界大戦の末期、
1945年8月6日、
アメリカ合衆国は、
日本の広島市に『原子爆弾』を投下しました。

これは、世界で初めての核兵器による都市攻撃で、
たった一発の爆弾で、
広島市街地は壊滅し、
一般市民、十数万人が死亡しました。

私は、幼児期(4~5歳頃?)に、
祖父母に連れられて、長崎の原爆資料館に行ったことがあります。
でも、この時は、事の重大さがあまりよく理解できませんでした・・・。

私が原爆について詳しく知ったのは、
小学校2年生の時、
担任の先生が
『はだしのゲン』という漫画を、
クラスの全員に読ませたことがきっかけでした。

7~8歳の時にこの漫画を読んで、
私はかなりの衝撃、影響を受けました。

それから、この夏のこの時期、
原爆を体験する夢、
被爆する夢を何度も何度も見ました・・・。

夢でさえ、あんなに熱くて痛くて苦しいのに、
核兵器の犠牲になった方々の、
苦痛は如何ほどのものだったのでしょうか・・・。

それは、実際に体験した人にしか理解できないものではありますが、
我々は原爆のことを、
出来うる限り、正確に、
後世に伝えていく必要があると思います。

医療者として、
一人の命を救うことさえ困難を極める場合があるというのに、
一瞬で数十万の人間を殺傷してしまうような、
こんな核兵器は断固廃絶するべきだと思います。

『はだしのゲン』以外にも・・・
私が子供の頃に衝撃・影響を受けた作品があります。

それは、『世界大戦争』(東宝 1961年公開 芸術祭参加作品)。

フランキー堺演ずる、平凡な一市民と
その家族の庶民的な日常生活・幸せ・ささやかな夢などが描かれます。
しかし、彼らの手の届かないところで、
世界情勢は全面核戦争へと進み、
彼らも犠牲になってしまい、、
最期は人類が滅亡してしまいます・・・。

戦争の悲惨さ、無残さ、恐ろしさ、愚かさなどを
子どもたちに伝えるいい作品だと思います。
(トラウマを受ける可能性はありますが・・・)



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)
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