2011年09月24日

宇宙天気

新潟大学医学部教授、安保徹先生も指摘されていますが、
天候と自律神経のバランスには
実に密接な関連性があります。

救急病院で当直をしていると、
低気圧や台風が近付いてくるに従って
自律神経のバランスを崩されて・・・・・

● 高血圧発作
● 動悸、不整脈
● 自律神経失調症
● 片頭痛、肩こり、腰痛
● 腹痛(機能性)

・・・・・などの症状で来院される患者さんが増える傾向にあるのを実感します。

そんな中、最近私がハマっているのが・・・・・

『宇宙天気予報』

・・・・・です。

宇宙天気予報とは、
2007年に
地球の気候変動に対する宇宙現象の影響を研究対象とした考案された・・・・・

『宇宙気候学(Cosmo-climatology)』

・・・・・に基づいた宇宙の天気予報。

● 太陽フレア
● 太陽プロトン現象
● 磁気嵐

・・・・・などの状況を観測・把握し、
その発生や
それに伴う影響を予測しようと試みられています。

磁気嵐によって・・・・・

● 人工衛星の電子機器の損傷
● 通信障害
● 電磁誘導による送電線の異常電流の発生
● 宇宙空間にて作業する宇宙飛行士の健康被害

・・・・・などの悪影響、被害を軽減することが、その大きな目的です。

宇宙の気象庁・・・・・

『宇宙天気情報センター(NICT)』

・・・・・から、

● 日報(今日の宇宙天気情報)
● 週報
● 臨時情報

・・・・・が発表されていますが、
その情報のメール配信サービスも行われており、
最近では
私も宇宙天気をチェックするようにしています。

その具体的な内容は・・・・・

● 太陽活動
● 太陽面で発生する爆発的エネルギー解放現象、『フレア』の状況
● 黒点の数、その群のタイプ、位置、面積、磁場構造
● 太陽風の速度、磁場強度
● 地磁気活動
● コロナ・ガス地磁気への影響
● コロナ・ホールの状況
● プロトン現象の有無
● 静止軌道付近の高エネルギー電子フラックスの状況
● 日本各地の電離層の状況
● デリンジャー現象短波伝搬状態

・・・・・等など。
読んでもさっぱり意味不明なのですが、
最近の太陽の活動が活発なのは理解できます。

また、
この宇宙天気予報で知ったのが・・・・・
台風ではありませんが
『地磁気嵐』という現象が結構頻繁に起きているということでした。

生理学的検査で・・・・・

『心電図』
『脳波』
『心磁図』
『脳磁図』

・・・・・などというものがありますが、
人間も電気、磁気を発生して生きているわけですから、
地磁気や太陽の影響を多少なりとも受けているような気がします。

宇宙天気と人間の健康状態、精神状態、病気の関係の研究も、
面白いかもしれません・・・・・。




Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 20:06│Comments(2)
この記事へのコメント
太陽は27日周期で、地球に太陽面を向けています。
太陽風の変化をこの周期で捕らえた情報をよく見ていますが、太陽風の速度か長く遅い状態が続くと、異状気象等が起こりやすいような気がします。
早すぎるのも同じかな・・・

ところで太陽面の表面温度は30°しかないという話は御存知でしょうか?

よって太陽には人が住んでいる???

じゃ・・・燃え盛っている太陽は???

これは、地球と太陽の気のエネルギーが衝突しているところで、燃え上っているだけで、太陽が燃えているのではないようですよ・・・

よって恒星にも宇宙人が住めるのです。

だからシリウス星人も存在するわけです。

如何でしょうか。
Posted by のりぼう at 2011年09月24日 23:54
のりぼうさん、おはようございます。

太陽の表面温度に関することは
子供のころアダムスキーの本を読んで
驚愕したことを覚えています。

(UFO話、大好きだったもので・・・・・。)
 
今後の研究が待たれるといったところでしょうか・・・・・。
Posted by ゲゲゲのしげ爺ゲゲゲのしげ爺 at 2011年09月25日 09:18
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