2011年11月04日
ホリホリズム宣言
私が10年間お世話になった・・・・・
『矢山クリニック』
・・・・・は、
有床診療所の形をとっておりましたが、
それと同時に・・・・・
『ホロトロピック・センター』
・・・・・という、
特別な施設でもありました。
『ホロトロピック(Holotropic)』とは、
トランス・パーソナル心理学の代表的心理学者、
スタニスラフ・グロフ博士の造語です。
ギリシャ語の
『Holos (全体、完全)』と
『Trepein(向かって進む)』で、
『Holotropic』。
『全体性に向かう』
『完全に至る』といった意味で、
『悟りに向かう』
『意識の成長・進化』を援助するという意味を持っています。
コンパクト・ディスク(CD)や、
ロボット犬AIBOの開発で有名な
元・ソ二ーの天外伺朗氏は、
その『ホロトロピック』の概念の抽象度をちょっと下げ、
具体化し・・・・・
『ホロトロピック・センター構想』
・・・・・を掲げられました。
その構想とは・・・
1.病気の診断・治療
2.身体のケア
3.心のケア
4.健康のケア
5.魂のケア
6.死のケア
7.受胎・出産・新生児のケア
・・・というもので、
矢山クリニックは、
その『ホロトロピック医療』を実践する場として創設されたのでした。
その『ホロトロピック』の親戚の言葉が・・・・・
『ホリスティック』。
ホリスティックとは、
WHOでは・・・
『身体的、精神的、社会的かつ霊的な
完全なひとつの幸福のダイナミカルな状態』
・・・と定義されており、
『人間の生を「いのちの営み」としてありのまま全体を見つめ、
限界や欠如も含めて尊重する姿勢』
・・・・・を採り入れた医療が・・・
『ホリスティック医療』
・・・です。
『ホリスティック医療』とは、
『日本ホリスティック医学協会』の定義によると・・・
1.ホリスティック(全的)な健康観に立脚する
2.自然治癒力を癒しの原点におく
3.患者が自ら癒し、治療者は援助する
4.様々な治療法を選択・統合し、最も適な治療を行う
5.病の深い意味に気づき自己実現をめざす
・・・とされており、
『ホロトロピック医療』の概念と非常に近いものがあります。
『ホロトロピック』と『ホリスティック』の語源である・・・・
『ホロス』
・・・・・には、
他にも・・・・・
『Whole(すべての)』
『Heal(治す、癒す)』
『Holy(神聖な)』
『Health(健康)』
・・・・・などの派生語があります。
『health(健康)』という言葉には、
もともと『whole(全体性)』という意味があり、
『heal(癒す)』から来ており、
『癒えた状態(heal-th)』のことを表しています。
『健康』とは、実は、
もともと『ホリスティック』で『ホロトロピック』なものなのです。
さて、
その『ホロス』を深く考える哲学があります。
それが、
昨年、サッカー・ワールドカップが開催された
南アフリカの政治家にして思想家、
ジャン・クリスチャン・スマッツが提唱した・・・・・
『Holism(ホリズム、全体論哲学)』
・・・・・です。
ホリズムとは・・・・・
『矢山クリニック』
・・・・・は、
有床診療所の形をとっておりましたが、
それと同時に・・・・・
『ホロトロピック・センター』
・・・・・という、
特別な施設でもありました。
『ホロトロピック(Holotropic)』とは、
トランス・パーソナル心理学の代表的心理学者、
スタニスラフ・グロフ博士の造語です。
ギリシャ語の
『Holos (全体、完全)』と
『Trepein(向かって進む)』で、
『Holotropic』。
『全体性に向かう』
『完全に至る』といった意味で、
『悟りに向かう』
『意識の成長・進化』を援助するという意味を持っています。
コンパクト・ディスク(CD)や、
ロボット犬AIBOの開発で有名な
元・ソ二ーの天外伺朗氏は、
その『ホロトロピック』の概念の抽象度をちょっと下げ、
具体化し・・・・・
『ホロトロピック・センター構想』
・・・・・を掲げられました。
その構想とは・・・
1.病気の診断・治療
2.身体のケア
3.心のケア
4.健康のケア
5.魂のケア
6.死のケア
7.受胎・出産・新生児のケア
・・・というもので、
矢山クリニックは、
その『ホロトロピック医療』を実践する場として創設されたのでした。
その『ホロトロピック』の親戚の言葉が・・・・・
『ホリスティック』。
ホリスティックとは、
WHOでは・・・
『身体的、精神的、社会的かつ霊的な
完全なひとつの幸福のダイナミカルな状態』
・・・と定義されており、
『人間の生を「いのちの営み」としてありのまま全体を見つめ、
限界や欠如も含めて尊重する姿勢』
・・・・・を採り入れた医療が・・・
『ホリスティック医療』
・・・です。
『ホリスティック医療』とは、
『日本ホリスティック医学協会』の定義によると・・・
1.ホリスティック(全的)な健康観に立脚する
2.自然治癒力を癒しの原点におく
3.患者が自ら癒し、治療者は援助する
4.様々な治療法を選択・統合し、最も適な治療を行う
5.病の深い意味に気づき自己実現をめざす
・・・とされており、
『ホロトロピック医療』の概念と非常に近いものがあります。
『ホロトロピック』と『ホリスティック』の語源である・・・・
『ホロス』
・・・・・には、
他にも・・・・・
『Whole(すべての)』
『Heal(治す、癒す)』
『Holy(神聖な)』
『Health(健康)』
・・・・・などの派生語があります。
『health(健康)』という言葉には、
もともと『whole(全体性)』という意味があり、
『heal(癒す)』から来ており、
『癒えた状態(heal-th)』のことを表しています。
『健康』とは、実は、
もともと『ホリスティック』で『ホロトロピック』なものなのです。
さて、
その『ホロス』を深く考える哲学があります。
それが、
昨年、サッカー・ワールドカップが開催された
南アフリカの政治家にして思想家、
ジャン・クリスチャン・スマッツが提唱した・・・・・
『Holism(ホリズム、全体論哲学)』
・・・・・です。
ホリズムとは・・・・・
ありのままの全体として存在するものを
細かい要素に分解して調べ、分析し、
生命のあり方を探ろうとした、
いかにも唯物論的、西洋医学的な・・・・・
『要素還元主義(Reductionism)』
・・・・・と全く正反対の概念、
即ち、
生きている全体をバラバラにして
その1つ1つを調べて、
それをまた寄せ集めたとしても、
決して生きた全体にはならない。
人体を臓器や細胞、遺伝子などといった部分に分けて研究し、
それを総合したとしても、
人間全体を捉えることはできないとし・・・・・
『全体は、部分の合計よりも大きい』
・・・ということを謳った概念です。
『ホロトロピック』と『ホリスティック』の語源である
『ホロス』を深く考える『ホリズム』。
人さまの健康をお守りする我々医療関係者にとって、
実に重要な概念なのですが、
いかんせん、その言葉の難しさも手伝ってか、
今ひとつ市民権を得ていないというか、
まだまだ一般化しているとはいえないのが実情です。
そこで、
『しげた総合診療クリニック』では、
この『ホリズム』を、
もっと抽象度を下げ、
具体化し、
皆さまにわかりやすく、
できるだけ簡単に、
もっと掘り下げ・・・・・
『全体』『関連』『つながり』『バランス』
・・・・・を重視した、
『ホリホリズム』
(ホリ掘りズム)
・・・・・を提唱し、
実践していくことを、
ここに宣言したいと思います。
細かい要素に分解して調べ、分析し、
生命のあり方を探ろうとした、
いかにも唯物論的、西洋医学的な・・・・・
『要素還元主義(Reductionism)』
・・・・・と全く正反対の概念、
即ち、
生きている全体をバラバラにして
その1つ1つを調べて、
それをまた寄せ集めたとしても、
決して生きた全体にはならない。
人体を臓器や細胞、遺伝子などといった部分に分けて研究し、
それを総合したとしても、
人間全体を捉えることはできないとし・・・・・
『全体は、部分の合計よりも大きい』
・・・ということを謳った概念です。
『ホロトロピック』と『ホリスティック』の語源である
『ホロス』を深く考える『ホリズム』。
人さまの健康をお守りする我々医療関係者にとって、
実に重要な概念なのですが、
いかんせん、その言葉の難しさも手伝ってか、
今ひとつ市民権を得ていないというか、
まだまだ一般化しているとはいえないのが実情です。
そこで、
『しげた総合診療クリニック』では、
この『ホリズム』を、
もっと抽象度を下げ、
具体化し、
皆さまにわかりやすく、
できるだけ簡単に、
もっと掘り下げ・・・・・
『全体』『関連』『つながり』『バランス』
・・・・・を重視した、
『ホリホリズム』
(ホリ掘りズム)
・・・・・を提唱し、
実践していくことを、
ここに宣言したいと思います。
Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:12│Comments(2)
この記事へのコメント
『ホリホリズム』
(ホリ掘りズム)
↑
思わず、ニヤッとしました。
素敵な脱力感です。
(ホリ掘りズム)
↑
思わず、ニヤッとしました。
素敵な脱力感です。
Posted by 小松原シゲヒコ at 2011年11月06日 17:44
ありがといございます・・・・・。
Posted by ゲゲゲのしげ爺
at 2011年11月07日 19:42

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