2011年11月28日

クオンタム・ジャンプ

ホロトロピック・センター(矢山クリニック)
勤務時代、
その最終的な目標は、
利用者の方々(主に患者さん)の・・・・・

『実存的変容』

・・・・・とされていました。

人間には本来、
素晴らしい自然治癒力が備わっています。

それを完全に発揮させた場合、
たとえ癌や難病といえども
奇跡的に治癒してしまう例が世界中で報告されています。

九州大学医学部・心療内科創始者、
池見酉次郎先生は、
その奇跡的な現象の理由を、
ユング深層心理学の用語より引用し・・・・・

『実存的転換(変容)といって、
 その人の考え方や生き方が全て変わった時、
 心、意識や魂が成長したとき、
 奇跡的な治癒が起こりえる。』

・・・・・と述べられたと言われています。

『実存的変容』を成し遂げ
奇跡的に治癒した方々は、
『病気』は何かに気づくためのきっかけであり
自分自身の意識、魂の成長の糧であったことを理解されています。

『病気』でお悩みの方々を
それこそ様々な方法で
『実存的変容』に導いていくことが
ホロトロピック・センターの本来の目標であったのです。

ただ、
この『実存的変容』の持つ意味、概念は
なかなかに理解され難く、
その具体的方法もまだ確立されているわけではないため、
残念ながら、当時のホロトロピック・センター職員でさえ
正確に『実存的変容』を語ることができない状況にありました。

そこで、
私は『実存的変容』を・・・・・

『ホロトロピック・チェンジ』

・・・・・という言葉に置き換えて説明するようにしましたが、
いかんせん、
今度は・・・・・

『ホロトロピック』

・・・・・という用語自体が分からないという意見が相次ぎました。

『実存的変容』と同様の意味を持ち、
かつ最も現代社会に通用する言葉といえば・・・・・

『ブレイク・スルー(Breakthrough)』。

ブレイク・スルーとは、
本来・・・・・

『進歩』
『前進』
『それまで障壁となっていた事象の突破』

・・・・・を意味する英単語です。

米南カリフォルニア大、G.ナドラー名誉教授や
中京大、日比野省三教授らによって
いかなる問題にもうまく取り組み、効果的な解決策を見出すことができるアプローチ法として・・・・・

『ブレイクスルー思考』

・・・・・としてまとめられたり、
元・福島大学教授、飯田史彦先生は・・・・・

『マイナス思考、プラス思考を超えた
 現状突破の思考、ブレイクスルー思考』

・・・・・として提唱されたりしておりますが、
『実存的変容』とは即ち・・・・・

『意識のブレイク・スルー』

・・・・・のことを意味しているのです。

さて、11月26日(土)に、
私はディマティーニ・メソッドのセミナーを受けて参ったのですが・・・・・
この時に学んだ言葉が・・・・・

『クオンタム・ジャンプ(Quantum Jump)』

『クオンタム・リープ(Quantum Leap)』。

これらの言葉は、
本々量子物理学の言葉です。

原子や電子といった粒子は、
エネルギーがある程度高まると、
突然ジャンプして次の段階にリープ(飛躍、跳躍)してしまうことが知られています。

この性質を、
一人の人間が、人生の中で大きくジャンプする瞬間の比喩として
このように表現するのだそうです。

『クオンタム・ジャンプ』、
『クオンタム・リープ』とは、
まさしく・・・・・

『意識のブレイク・スルー』
『ホロトロピック・チェンジ』
『実存的変容』

・・・・・に他なりません。

それらの具体的方法が、
『ディマティーニ・メソッド』であると言えます。

私は現在、
『ディマティーニ・メソッド』の可能性に大いに期待しています・・・・・。




Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 20:14│Comments(0)
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