2011年12月02日

グッド・エイジング内科

『しげた総合診療クリニック』の
院訓は・・・・・

グッド・エイジング内科

1. 正しい言葉を使うこと
2. 五戒を守ること
3. 何事も個人的に受け取らないこと
4. 思い込みをしないこと
5. 常に笑顔でベストを尽くすこと
6. コントロール・ドラマを演じないこと
7. 今を生きること
8. 常に気愛を込めること
9. 常に本来の自分であり続けること
10.ホリズム的に物事を考え、行動すること(ホリホリズム)


・・・・・ですが、
これは、ドン・ミゲル・ルイス氏の・・・・・

『4つの約束』

・・・・・を参考にしています。

The Four Agreements (4つの約束)

1.正しい言葉を使うこと。                     
 (Be Impeccable with Your Word.) 
      
2.何事も個人的に受け取らないこと。
 (Don't Take anything Personally.)

3.思い込みをしないこと。
 (Don't Make Assumptions.)

4.常にベストを尽くすこと  
 (Always Do Your Best.)


さて、その院訓の4つめ・・・・・

『思い込みをしないこと』

・・・・ですが、
医療の分野における大いなる思い込みの1つが・・・・・

『四苦八苦』の『四苦』にも含まれている・・・・・

『老・病・死』

・・・・・が、
あたかも悪いものであると捉えられていることではないでしょうか・・・・・?

加齢(Aging、エイジング)とは・・・・・

『生物学的には時間の経過とともに
 生物の個体に起こる変化』

・・・・・を意味していますが、
その中でも特に
生物が死に至るまでの間に起こる機能低下やその過程を・・・・・

『老化』

・・・・・と呼んでいます。

その老化を防止するために行われる
積極的予防医学の一種として・・・・・

『Anti-aging Medecine』
(アンチ・エイジング医学)
(抗老化・抗加齢医学)

・・・・・が誕生しました。

抗老化・抗加齢医学とは、                  
医学・及び周辺科学をも含む          
究極の集学的医学で・・・・・
               
● 人間の本来の姿                  
● 本来の寿命                      
● 至適な状態

・・・・・に、             
心身ともに持っていく事を目的とする医学とされていますが、
それはあくまでもタテマエで・・・・・

『老いたくない』
『老けたくない』
『いつまでも若々しくいたい』
『死にたくない』

・・・・・というホンネが見え隠れし、
自然の摂理、宇宙の法則を無視した、
いかにも自分勝手な欲望、煩悩を刺激し、
増長させてしまう危険性を孕んだ内容になってしまっているように思われます。

一般的に『老化』とは・・・・・

● 『加齢』により生じるマイナス面を表す言葉
● 年をとることによって起こる『負』の現象
● しみ、しわ、たるみ
● 白髪、薄毛、脱毛、禿
● 動脈硬化

・・・・・を意味し、
人々から忌み嫌われる内容になっています。

でも老化、加齢は本当に悪いことなのでしょうか・・・?
年をとることはデメリットなのでしょうか・・・?

それは、
実は人間の勝手な
思い込みなのではないでしょうか・・・?

国語辞典を引いてみると・・・・・

かれい【加齢】

[名](スル)
誕生日または新年を迎えて、
年齢が増加すること。
加年。


即ち、加齢とは・・・・・

● 『加齢』とは年を重ねる事
● 年々1歳1歳年をとるという単なる事実
● 自然な流れ
● 宇宙の法則
● 逆らうことは不可能、不自然

・・・・・ということであり、

『加齢』は防げないが、             
『老化』を遅らせたり、                 
あるいは逆行させる事は可能であり、         
これを行う医学の総称が
『アンチ・エイジング医学(抗老化医学)』

・・・・・といえるのではないかと考えられます。

しかし、
『エイジング』には・・・・・

『成長』
『成熟』
『熟成』

・・・・・という意味もあり、
ポジティブな意味合いも同時に持っています。

『エイジング』
『加齢』

・・・・は、
決してネガティブなだけな言葉ではないのです。

また、

『苦が悪である』

・・・・・というのも実は思い込みで、
『四苦八苦』を説かれたお釈迦さまも、
そんなことは一言も仰いませんでした。

『苦』とは、基本的に・・・・・

『自分の思い通りにならないこと』

・・・・・を意味し、
その『思い通りにならないこと』を
自分がどう捉え、解釈し、人生の中で活かしていくかが重要であることを
解説されたのが『四苦八苦』の要点になります。

そして、
『アンチ』
『アンタイ』
『Anti-』とは・・・・・
『反~』
『非~』
『抗~』

・・・・・を意味する、
それこそネガティブな言葉であり、
一般的に『アンチ』と言えば・・・・・

● 『反発』『反発力』『対抗勢力』
● ファン・信者の対義語
● 物事に対し、『反発』『対抗』する人
● 特定の対象を激しく嫌悪し、罵倒したくてたまらない人

・・・・・を意味する、
どちらかと言うと、
実にネガティブな言葉です。

深層心理学者であるフロイトも・・・・・

『「アンチ」「反発」という心理は、
 心が未発達な赤ん坊の頃から
 認識しうる原始的な感情の1つ。
 「アンチ」的行動原理は赤ん坊の夜泣きに似て、
 ありとあらゆる迷惑・理屈・感情を無視して我を通し、
 対象の状態を問わず、
 自身の怒りが収まるまで激怒し続ける。

 この怒りは基本的には外因性であるが、
 同時に内部にも原因が存在する。』

・・・・・と述べ、
『アンチ』的心理、行動は幼児性の現れであることを指摘しました。
               
● 人間の本来の姿                  
● 本来の寿命                      
● 至適な状態

・・・・・を目指す究極の集学的医学であるならば、
『アンチ』は相応しくないと感じた私は、
『アンチ・エイジング (Anti-Aging)』ではなくて・・・・・

『加齢』を否定する
『抗老化』『抗加齢』ではなく、
そのポジティブな側面に注目した            
『加齢』を肯定する『肯加齢』『好加齢』、
そして華麗に加齢することを意味する・・・・・

『グッド・エイジング(Good-Aging)』

・・・・・という言葉を勝手ではありますが
提唱させていただきました。

この言葉には、
身体的な『成長』『成熟』『熟成』に加え、                      
精神的、スピリチュアルな意味も込めました。

グッド・エイジング医療とは、
老化や加齢を否定、防止する医療ではなく、
心身の成長、成熟、熟成を目指す、
実にホリホリズム的な医療なのです。

その具体的な内容としては・・・・・

● プラセンタ療法
● ビタミン療法
● オゾン療法
● 各種デトックス
● キレーション
● 漢方薬
● 気功教室
● 各種セミナー、講演会

・・・・・などを考えています。


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)
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