2012年01月10日

胎盤(プラセンタ)療法

母体と胎児をつなぐ、
何となく不思議で、どことなく神秘的な臓器である・・・・・

『胎盤』。

この胎盤は、
母体由来の部分と
胎児由来の部分とから構成されており、
母体と胎児の代謝物質や酸素・二酸化炭素の交換、
胎児の免疫調節、
成長の促進、
ホルモン産生、
妊娠の維持など、
妊娠の全期間において実に様々な役割を果たします。

お産の後、
胎盤はその役目を終え、
胎児が母体より外に出た後・・・・・

『後産』

・・・・・として娩出されます。

胎盤には豊富な栄養分
(アミノ酸・タンパク質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラル・酵素など)が
含まれており、その他にも、いろいろな有効成分
(細胞増殖因子・成長因子・インターロイキンなどの免疫物質など)も
多く含まれていることが最近の研究により明らかにされていますが、
古来よりその薬効は世界的に注目されてきたようで、
古代ギリシャ時代には医学の父、ヒポクラテスが
治療に用いていたとの記録が残されているようですし、
中国でも古くから・・・・・

『紫河車(しかしゃ)』

・・・・・という漢方の生薬として用いられてきました。

動物はそのことを本能的に知っているようで、
動物は出産後の体力回復のため、胎盤を食します。

人間も、地域によっては胎盤を食するところもあるようです。

プラセンタの効果として挙げられるのが・・・・・

①新陳代謝の促進
②自律神経・ホルモンバランスの調整
③免疫賦活作用
④美白・保湿・コラーゲン生成による美肌効果
⑤血行促進
⑥抗酸化作用
⑦老化防止(アンチ・エイジング)・若返り効果
⑧抗炎症作用
⑨抗アレルギー作用

・・・・・などで、
これらの作用が注目され、
ヒト胎盤を原料として
エキス化して注射剤となったプラセンタが、
現在医療の現場で使用されています。

一時その安全性が疑問視され、
一部の方々から批判・非難を受けたこともあったようですが、
その人気には根強いものがあって
現在でも様々な分野で応用されています。

しげた総合診療クリニックでも・・・・・
この・・・・・

『胎盤(プラセンタ)療法』

・・・・・を、
グッド・エイジング内科の大きな要として位置づけています。

矢山クリニック時代、
このプラセンタ・エキスを
皮下注射や筋肉注射という方法で行ったり、
場合によってはツボ注射や点滴注射を行ったりしておりましたが、
しげた総合診療クリニックでは
さらに遠赤外線ドーム・サウナによる・・・・・

『光線浴』

・・・・・を上手く組み合わせることによって、

『グッド・エイジング』
『デトックス』
『リラックス』

・・・・・の3つの効果が相乗的に得られるよう、
さらに工夫を重ねるようにしています。


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 20:57│Comments(0)
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