2012年01月12日
『総合診療医』の育成
本日の朝、
しげた総合診療クリニックの隣の薬局・・・・・
『やまぐち薬局 佐賀大和川上店』
・・・・・さんに、
日本経済新聞の1月10日朝刊、一面に・・・・・・・
『「総合診療医」を育成
厚労省検討 在宅医療の柱に』
・・・・・という記事が載っていることを教えて頂きました。
その内容を抜粋すると・・・・・
● 厚生労働省が、多様な病気に対応できる『総合診療医』を育成する制度の検討に着手した。
● 国家試験合格後
2年間の臨床研修を終えた医師を対象に、
3年程度の研修を行なって総合診療医と認める。
● 2018年度をメドに現場に投入することを目指す。
● 医師の専門志向が強まるなか、
地域医療の現場で不足している幅広い診療能力を持つ医師の養成を進める。
● 2012年度中に制度の詳細を固める。
● 育成が始まるのは15年度。
● 総合診療医の登場は18年度以降。
● 総合的な診療を行う医師を養成し、
専門医との役割分担を行う。
・・・・ということでした。
私が佐賀医科大学を卒業して
総合診療部に入局する際、
既にその概要は提唱されておりました。
現在・・・・・
しげた総合診療クリニックの隣の薬局・・・・・
『やまぐち薬局 佐賀大和川上店』
・・・・・さんに、
日本経済新聞の1月10日朝刊、一面に・・・・・・・
『「総合診療医」を育成
厚労省検討 在宅医療の柱に』
・・・・・という記事が載っていることを教えて頂きました。
その内容を抜粋すると・・・・・
● 厚生労働省が、多様な病気に対応できる『総合診療医』を育成する制度の検討に着手した。
● 国家試験合格後
2年間の臨床研修を終えた医師を対象に、
3年程度の研修を行なって総合診療医と認める。
● 2018年度をメドに現場に投入することを目指す。
● 医師の専門志向が強まるなか、
地域医療の現場で不足している幅広い診療能力を持つ医師の養成を進める。
● 2012年度中に制度の詳細を固める。
● 育成が始まるのは15年度。
● 総合診療医の登場は18年度以降。
● 総合的な診療を行う医師を養成し、
専門医との役割分担を行う。
・・・・ということでした。
私が佐賀医科大学を卒業して
総合診療部に入局する際、
既にその概要は提唱されておりました。
現在・・・・・
『しげた総合診療クリニック』
・・・・・を開院し、
医療活動を開始している私にとっては、
その概念の提唱から実現までに
既に20年以上もの時間が経過しているわけで、
何とも複雑な心境で、
実に感慨深いものがあります。
『総合診療』の概念が確立し、
日本の医療がさらに充実し、発展していくことを願ってやみません・・・・・。
Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 21:07│Comments(3)
この記事へのコメント
国内大手某T薬品工業にPrimary CareならびにNew Primary Care Doctor支援企画がありました。2000年頃から始まった企画だったように記憶していますが。
特に生活習慣病分野を中心に、医療マネジメント企画もあり好評だったとか。
特に生活習慣病分野を中心に、医療マネジメント企画もあり好評だったとか。
Posted by Tsuyoshi at 2012年01月13日 01:34
私事で恐縮ですが、1991年当時(前職)から専門化が加速度的に進むことに警鐘を鳴らされていた先生がおられました。
「得手不得手はあっても、臓器を診て患者さんを診ていない」ことにならないように、と。
ふと思い出してしまいました。
「得手不得手はあっても、臓器を診て患者さんを診ていない」ことにならないように、と。
ふと思い出してしまいました。
Posted by Tsuyoshi at 2012年01月13日 01:43
Tsuyoshiさん、おはようございます。
我々がお相手するのは、
病気ではなくて、患者さんというわけですね・・・・・。
我々がお相手するのは、
病気ではなくて、患者さんというわけですね・・・・・。
Posted by ゲゲゲのしげ爺
at 2012年01月13日 06:35

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