2012年03月15日

花粉症治療にドラゴン・シリーズ・・・・・!!

皆さま、こんばんは。

今夜は如月の下弦の月の日。
仲春もいよいよ終盤です。

下弦の月の日は、
その月の物事の見直しを行ったり、
新月の日に立てた目標の達成度を確認したり、
次の月にむけて新たな準備を始めたるするのに
最適な日とされています。

私自身も、
新しい月にむけて新たな計画を練っている最中です・・・・・。

さて本日は、
毎月恒例の・・・・・

『自然と健康を科学する漢方勉強会』

・・・・・を、
ツムラさんのご協力を得て開催いたしました。

今回のテーマは、
季節がら・・・・・

『花粉症』

・・・・・について。

花粉症の漢方薬と言えば・・・・・
ブルー・ドラゴン、
『小青竜湯』ですが、
最近、小青竜湯だけでは花粉症の症状をコントロールできないケースが
増えてきているような気がします。

よって、小青竜湯に『越婢加朮湯(えっぴかじゅうとう)』を加えたり、
ファイブ・タイガー『五虎湯』を加えて『龍虎湯(虎龍湯)』として用いたり、
麻黄を含んだエキス剤を組み合わせて『大青竜湯』に見立てて用いたりして、
様々なケースに対応するようにしています。

今回勉強になったのが、
小青竜湯に・・・・・

『清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)』

・・・・・を合法する方法。

清上防風湯は・・・・・

● 防風(ぼうふう)
● 薄荷(はっか)
● 荊芥(けいがい)
● 連翹(れんぎょう)
● 黄連(おうれん)
● 黄芩(おうごん)
● 山梔子(さんしし)
● 桔梗(ききょう)
● 川芎(せんきゅう)
● 白芷(びゃくし)
● 枳実(きじつ)
● 甘草(かんぞう)

・・・・・の12の生薬から構成される方剤。

一般的に
首から上、
特に顔の熱や炎症をとり、
特に皮膚の問題に効果があるとされている方剤で・・・・・

『ニキビ』

・・・・・に効く漢方として有名です。

この清上防風湯をドラゴン・シリーズに加え、
しげクリ流・花粉症治療に役立てて行きたいと思います・・・・・。


Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 21:19│Comments(2)
この記事へのコメント
先生、こんばんは。
今日はありがとうございました。
おかげさまでかなり楽になりました。
今日は最寄りの整形外科から歩いたのですが、遠くからでも薬局さんの
ドラゴン・シリーズ表示にはつい笑ってしまいました。
Posted by Tsuyoshi at 2012年03月16日 00:15
Tsuyoshiさん、おはようございます。

お元気そうで何よりです。
お大事になさってくださいね。
Posted by ゲゲゲのしげ爺ゲゲゲのしげ爺 at 2012年03月16日 08:40
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