2012年04月02日

1日2回、KBシリーズ

しげた総合診療クリニックは
基本的に・・・・・

● 一般内科
● 漢方内科
● アレルギー科
● 心療内科
● 小児科

・・・・・です。

西洋医学と東洋医学、
代替療法すべての医療を総合的に取り扱っておりますが、
治療の基本は・・・・・

『漢方薬』。

『漢方薬』は
ゲゲゲのしげ爺流の医療には欠かせない存在となっています。

『漢方薬』は
他の薬剤よりもより自然で
安全性が高く、
重篤な副作用も少ないし、安心。
効果も数千年の歴史に裏付けられており、
最近では西洋医学的手法により
様々なエビデンスが認められつつあります。

しかし、
多少の問題がありまして・・・・・
いくら効果的な医薬品であっても、
服用法を正しく守らず、
飲み忘れたり飲み間違えたり
飲んだり飲まなかったりしてしまうと、
なかなか治療効果が上がらなかったり
副作用が生じたりすることがあります。

医薬品の服用法が規則正しく守られていることを・・・・・

『コンプライアンス良好』

・・・・・と表現しますが、
漢方薬はその味と香りと量ゆえに
コンプライアンスが不良になることが多々あります。

その味と香りを楽しみながら服用し、
その効果を体感するのが漢方薬の醍醐味なのですが、
最近ではその味と香りゆえに敬遠されることも少なくなく、
しげた総合診療クリニックでも
そのコンプライアンスを上げるべく、
様々な工夫を行なっています。

その1つが、
クラシエホールディングス株式会社
(元カネボウ・トリニティ・ホールディングス)の・・・・・

『KBスティック・シリーズ』

・・・・・の導入です。

漢方薬と言えば、
通常は『自然と健康を科学する』・・・・・

『ツムラ』

・・・・・さんですが、
クラシエさんのKBシリーズ漢方は他社さんにない・・・・・

● 1日2回内服でよい。
● 服用量が少なめ
● 飲みやすいスティック・タイプ

・・・・・という特徴があります。

いくら効果的な医薬品であっても、
飲んでいただかないことには、
効果を実感していただかなくては
話がはじまりません。

以前は私も・・・・・

『漢方は、やはり煎じが一番・・・・・!!』

・・・・・などという、
妙なこだわりがあったのですが、
最近では人間が丸くなったか・・・・・

『漢方は、どんな形であれ、
 まずは飲んでいただくのが先決・・・・・』

・・・・・と考えるようになりました。

(我ながら、変われば変わるもの・・・・・。)

最近では
子どもさんはおろか
大人でさえ粉薬が飲めない方が増えています。

これも時代の流れと考え、
煎じ薬やツムラさんのエキス剤にこだわらず、
患者さんのニーズに応じた工夫をどんどん行なっていきたいと考えています。




Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 21:34│Comments(0)
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