ゲゲゲのしげ爺　ほりほりずむ宣言

6月28日、
私が校医をさせていただいているK中学校にて・・・・・

『防煙教室』

・・・・・を行いました。

その終了後、
教室に参加してくれた生徒さん達が感想文を書いてくれました。

その一部をご紹介したいと思います・・・・・。

『今日は僕たちのために防煙教室を開いてくださってありがとうございます。
　僕は防煙教室でタバコはどんどん死に近づく吸い物と分かりました。
　そして、肺だけではなくて喉や手足などにも被害を及ぼすことを
　今日知りました。
　今日は本当にありがとうございました。
　心に残りました。
　ぼくも大人になって吸わないようにします。』

『タバコは、死に近づく吸い物』とは、
実にわかりやすいキャッチ・フレーズです。

『私が大人になったら、
　タバコを吸わない世界になっているといいです。』

そんな世界を、しげ爺も夢見ています。

『海外のタバコの写真はとても気持ちが悪くて、
　警告文はとてもストレートで驚きました。
　「死に至る」と書いてあるタバコを買う人がいるなんて、
　タバコ中毒はとても怖いと思いました。
　それに比べて日本はまだまだだなぁと思いました。』

世界の主要国のタバコのパッケージは
実際にとても気持ちの悪いものです。
日本には気持ちの悪いといえるほどのパッケージのタバコは
まだありません。

『外国のタバコのパッケージの3分の2は警告文とその画像。
　「タバコを吸ったら死ぬ」や
　「タバコを吸うヤツは早死にする」
　「タバコは毒物」など、ほとんど脅迫文。
　日本は超甘いです。』

しげ爺もそう思います。

『昔はタバコのCMがあったなんて本当にビックリしました。
　みんなにタバコを吸わせようとしていたなんて、
　今では考えられません。
　タバコがなくならないのは
　税金の問題もあるからしょうがないと言われましたが、
　いくら大人の事情があるとはいえ、納得できません。』

しげ爺も納得できません。

『タバコの管理は財務省が行なっているなんて、
　全く意味が分かりません。』

しげ爺も全く分かりません。

『あの恐ろしい映像を観て
　一生タバコを吸わないようにしようと思いました。
　僕はタバコを吸わないで元気に過ごしていきたいです。
　一生タバコは吸いません。』

『今日は防煙教室で
　タバコを吸ったら色々な病気になることがわかりました。　
　昔はテレビでタバコのCMがあったことを知ってびっくりしました。
　たばこが半分以上が税金だったのでびっくりしました。
　これから自分が大人になった時に、
　病気にかかるということを思い出して
　タバコを吸わないようにします。』

『タバコは肺がんになるだけと思っていましたが、
　他にも色々な病気にかかること、　
　周りの人へも影響があるということを今回の防煙教室で知りました。
　私は将来、誰かにタバコを吸うことを誘われても絶対に吸いません。
　なぜなら、怖いし、病気になるし、恐ろしいことばかりです。』

『タバコは買わないようにします。』

『今回の教室を忘れないようにして、
　おとなになってもタバコに興味を持たないようにします。』

メッセージを素直に、ストレートに受け取ってもらって
しげ爺も嬉しいです。

『ぼくのお父さんとおじいちゃんはタバコを吸っていて
　治そうと努力していたのですが、
　なかなか治らないので今後どうなるかが不安です。』

『お父さんに注意しようと思います。』

『これからはお父さんやお母さんにも注意したいと思います。』

『周りの人に呼びかけができたらいいなと思います。』

皆の行動が世界を変えます。
しげ爺も期待してます。

最後に、
私が最も心を打たれた感想文をご紹介いたします・・・・。

『僕のお父さんは、
　タバコを吸っていてガンで亡くなりました。
　僕が小学校4年生の時でした。
　誰よりもやさしく、きびしくしてくれたお父さんでした。
　タバコは麻薬と変わらないなとあらためて思いました。
　タバコが国の税金になっているとは知りませんでした。
　まだまだ日本はあまいですが、
　インドやブラジルのように
　いきなりではなく　
　少しずつでいいのできびしくしてほしいです。
　ぼくはぜったいにタバコは吸いません。』