2012年11月26日

嘔吐・下痢症に、黄金漢方

冬の季節、
流行する病気といえば・・・・・

● インフルエンザ

・・・・・ですが、
それに並ぶもう1つの疾患が・・・・・

● 感染性胃腸炎
  (嘔吐・下痢症)

・・・・・です。

その原因となる病原菌は・・・・・

● ロタ・ウイルス
● ノロ・ウィルス
● アデノ・ウィルス

・・・・・などで、
特にこの時期、問題になるのが・・・・・

● ロタ・ウィルス

・・・・・であります。

通常は小児の病気なのですが、
最近では大人もよく罹ります。

嘔吐・下痢症になると・・・・・

● 腹痛
● 吐き気
● 嘔吐
● 下痢
● 発熱


・・・・・などの症状で悩まされ、
食事はおろか薬もなかなか飲めたものではありません。

西洋医学的には・・・・・

● 点滴

・・・・・などの対症療法を行って
嵐が通り過ぎるのを待つしかないのが現状ですが、
実は東洋医学には
このような嘔吐下痢症の治療薬が
ちゃんと存在しております。

その漢方薬とは・・・・・
『黄芩湯(おうごんとう)』

● 黄芩(おうごん)
● 芍薬(しゃくやく)
● 甘草(かんぞう)
● 大棗(たいそう)


・・・・・の4つの生薬から構成される
漢方薬です。

メインの生薬である・・・・・

『黄芩』

・・・・・には、
消炎、解熱、下痢止め、吐き気止めの作用がありますし、

『芍薬』

・・・・・には
胃腸の痙攣を抑えたり、
突っ張った腹部の筋肉を和らげたりして
腹痛を鎮めてくれる作用があります。

『甘草』と『大棗』にも
鎮静、鎮痙、鎮痛作用があり、
この4つの生薬が力を合わせ・・・・・

嘔吐下痢症

・・・・・を治癒に導きます。

少々苦いのが難点なのですが、
どういう訳か
嘔吐下痢で弱った身体には
ちょっと美味しくも感じられるらしく、
意外にもお子さんでも平気でペロッと飲んでしまうこともあって
驚かされることがあります。

効果が出るのも素早く、
点滴をする前に
この漢方薬を服用していただいておくと、
点滴が終わる頃には
すっかり嘔吐下痢の諸症状が改善していることもあります。

この・・・・・

『黄芩湯』

・・・・・は、
しげクリではその響きから、・・・・・

『黄金の漢方』
『黄金湯』
『ゴールド・ハーブ』
『ゴールデン・ハーブ』


・・・・・と呼ばれ、
この時期
大活躍をするのであります・・・・・。smile



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 21:58│Comments(0)
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