2013年01月09日

『あいうえお』の精神で顔晴る

矢山クリニック勤務時代・・・・・

『「あいうえお」を増やして、
 「がぎぐげご」を減らそう』


・・・・・ということが
提唱されていました。

当時の・・・・・

『あいうえお』

・・・・・は、

● ありがたい
● いつくしむ
● うれしく
● エンジョイ
● おおらか


・・・・・であり、
そして・・・・・

『がぎぐげご』

・・・・・が、

● がんばる
● 義理・義務
● ぐちる
● 原理・原則
● ごまかす


・・・・・でありました。

『ぐちる』
『ごまかす』


・・・・・のを減らすのは当然なのですが、
なぜ・・・・・

『がんばる』
『義理・義務』
『原理・原則』


・・・・・を減らさねばならないのか、
当時はよく議論になっていました。

『義理』とは・・・・・

①物事の正しい道筋。
 人間のふみおこなうべき正しい道。
 道理。
②対人関係や社会関係の中で、
 守るべき道理として意識されたもの。
 道義。
③他人との交際上やむを得ずしなければならないこと。

『義務』とは・・・・・

①人が人として、あるいは立場上、身分上
 当然しなければならないこと。
 責務。
②道徳的な必然性をもつ原理によって人が課せられる、
 ある行為をなすべし、
 またはなすべからずとする強制・拘束。


『原理・原則』とは・・・・・

多くの場合にあてはまる基本的な規則や法則。
原理は主として存在や認識に関係する。
原則は主として人間の活動に関係する。


・・・・・であり、
どれも必要なものではあります。

しかし、
そういったものに対して・・・・・

『バランスを欠いてまで
 とらわれたり、こだわったりすることはやめましょう。

 「・・・・・ねばならない」
 「・・・・・かくあるべし」
 
 ・・・・・をできるだけ減らして、
 自分らしくもっと自由に生きましょう』


・・・・・という趣旨のことを提唱していたわけです。

では・・・・・

『がんばる』

・・・・・を減らす
理由とは・・・・・

『がんばる』とは・・・・・

①あることをなしとげようと、困難に耐えて努力する。
②自分の意見を強く押し通す。我を張る。
③ある場所を占めて、動こうとしない。


・・・・・という意味です。

日本人は困難に耐えて努力することが大好きな民族です。

もちろん
ある程度は困難に耐えて努力することは必要ではありますが、
頑張りすぎると
ついつい・・・・・

『我を張る』

・・・・・ことにもつながりますし、
心に余裕がなくなって、頭がカタくなり、頑固になりがちで、
そのうち身体も壊してしまう危険性があります。

そこで・・・・・

『心と身体のバランスを欠いてまで頑張るのはやめましょう。
 
 できれば、肩の力を抜いて、心に余裕を持って、
 悠々と何でもこなせるような自分になりましょう。

 がんばってもいいけど、
 その・・・・・

 「がんばる」は・・・・・

 「頑張る」

 ・・・・・ではなくて、
 顔が晴れやかになる・・・・・

 「顔晴る」で行きましょう。』


・・・・・ということを提唱していたわけであります。

『「あいうえお」を増やして、
 「がぎぐげご」を減らそう』

『頑張らずに
 顔晴る』


・・・・・の精神は、
今もしげクリに息づいております・・・・・。



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 22:26│Comments(0)
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