2011年12月26日
骨粗鬆症とビタミンD
本日、製薬会社の中外製薬さんに、
骨粗鬆症治療薬・・・・・
『エディロール(一般名エルデカルシトール)』
・・・・・の説明会を
クリニックで行なっていただきました。
骨粗鬆症は、
大腿骨や股関節などの骨折を引き起こし、
高齢者の・・・・・
『寝たきり』
・・・・の原因になったりして、
QOL(生活の質) を著しく低下させてしまう
可能性を秘めた疾患です。
日本国内では約1200万人が罹患していると推定されており、
高齢女性を中心に年々増加することが予測されています。
患者の8割は女性。
更年期以降の女性に多く、
60代女性の3人に1人、
70代女性の2人に1人が骨粗鬆症になっている可能性があると言われています。
骨粗鬆症の治療には、
最近では・・・・・
『ビスホスホネート製剤』、
『選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)』
・・・・・などが流行なのですが、
このような薬が登場してくるまでは・・・・・
『ビタミンD3誘導体』
・・・・・などが
その治療の主流でした。
しかし現在では、
このビタミンD製剤は・・・・・
『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン』
・・・・・では『グレードB』に甘んじており、
『グレードA』に属する
『ビスホスホネート製剤』や
『SERM』に
大きく遅れを取っているのが現状のようです。
しかし、
ビスフォスフォネートには・・・・・
『顎骨壊死』
・・・・・という副作用があって、
歯科を併設していた矢山クリニックに勤務していた私は
この薬に対する安全性に疑問を感じていたし、
SERMにも・・・・・
『更年期障害』
・・・・・様の副作用がないとは言えないため、
骨粗鬆症の予防や治療に使えるような
より生理的で安全な薬はないものか、
探していたのでした。
今回、勉強会を行ったエディロールは
最新の活性型ビタミンD3誘導体で、
従来のビタミンD製剤よりも効果に優れ、
副作用も少ないようで、
ガイドラインでもグレードBからグレードAに評価が高まるのではないかと
期待されているのだそうです。
ここ数年・・・・・ 続きを読む
骨粗鬆症治療薬・・・・・
『エディロール(一般名エルデカルシトール)』
・・・・・の説明会を
クリニックで行なっていただきました。
骨粗鬆症は、
大腿骨や股関節などの骨折を引き起こし、
高齢者の・・・・・
『寝たきり』
・・・・の原因になったりして、
QOL(生活の質) を著しく低下させてしまう
可能性を秘めた疾患です。
日本国内では約1200万人が罹患していると推定されており、
高齢女性を中心に年々増加することが予測されています。
患者の8割は女性。
更年期以降の女性に多く、
60代女性の3人に1人、
70代女性の2人に1人が骨粗鬆症になっている可能性があると言われています。
骨粗鬆症の治療には、
最近では・・・・・
『ビスホスホネート製剤』、
『選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)』
・・・・・などが流行なのですが、
このような薬が登場してくるまでは・・・・・
『ビタミンD3誘導体』
・・・・・などが
その治療の主流でした。
しかし現在では、
このビタミンD製剤は・・・・・
『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン』
・・・・・では『グレードB』に甘んじており、
『グレードA』に属する
『ビスホスホネート製剤』や
『SERM』に
大きく遅れを取っているのが現状のようです。
しかし、
ビスフォスフォネートには・・・・・
『顎骨壊死』
・・・・・という副作用があって、
歯科を併設していた矢山クリニックに勤務していた私は
この薬に対する安全性に疑問を感じていたし、
SERMにも・・・・・
『更年期障害』
・・・・・様の副作用がないとは言えないため、
骨粗鬆症の予防や治療に使えるような
より生理的で安全な薬はないものか、
探していたのでした。
今回、勉強会を行ったエディロールは
最新の活性型ビタミンD3誘導体で、
従来のビタミンD製剤よりも効果に優れ、
副作用も少ないようで、
ガイドラインでもグレードBからグレードAに評価が高まるのではないかと
期待されているのだそうです。
ここ数年・・・・・ 続きを読む
Posted by ゲゲゲのしげ爺 at
20:22
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