2009年08月26日

矢山クリニック綱領・信条

矢山クリニック毎朝恒例の
『朝の本読み』では、
現在、飯田史彦先生の・・・

『松下幸之助に学ぶ人生論』(PHP)

・・・が読まれています。

松下翁は日本でも有数の優れた経営者として有名ですが、
思想家、倫理家、求道者、哲学者としても有名です。
(ある意味において、宗教家であると言えなくもありません。)

現在、我々が読んでいるのは、
その序章・・・

『松下幸之助の生涯』

・・・で、松下翁の波瀾に満ちた人生を、
『THE21』PHP研究所)の1993年特別増刊号
『いまだから松下幸之助』より
飯田先生が抜粋してコンパクトにまとめられた箇所。

本日は、
松下翁が34歳の時(昭和4年)、
『松下電器製作所』『綱領・信条』が制定されたという話を読みました。

昭和4年といえば、1929年
ニューヨーク証券取引所株価が大暴落し(ブラック・サーズデー)、
世界大恐慌の引き金となった年。

この後、世界は第2次世界大戦へと突入していくわけですが、
このような時期に、
自分の会社の営利社会正義の調和を高く掲げられた松下翁は、
やはり只者ではありません・・・。face07

さて、その綱領とは・・・

『産業人タルノ本分ニ徹シ、 
 社会生活ノ改善ト向上ヲ図リ、
 世界文化ノ進展ニ寄与センコトヲ期ス』


(産業人たるの本分に徹し、
 社会生活の改善と向上を図り、
 世界文化の進展に寄与せんことを期す)


そして信条は・・・

『向上発展ハ
 各員ノ和親協力ヲ得ルニ非ザレバ得難シ、
 各員至誠ヲ旨トシ
 一致団結社務ニ服スルコト』


(向上発展は
 各員の和親協力を得るに非ざれば得難し、
 各員至誠を旨とし
 一致団結社務に服すること)


矢山クリニックにも5つ『基本方針』がありますが・・・
『ホロトロピック医療』を提唱する以前に・・・

『医療人たるの本分に徹し、
 社会生活の改善と向上を図り、
 世界文化の進展に寄与せんことを期す。』


『向上発展は、
 各員の和親・協力を得るにあらざれば得難し。
 各員、至誠を旨とし、
 一致団結、院務に服すること。』


・・・の精神を持って事に当たっていることは言うまでもありません・・・。face02



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)
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