2009年10月05日

お稲荷さんの正体

この前の連休
私は佐賀県鹿島市にある『祐徳稲荷神社』を参拝しました。

この神社の祭神は、
五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、諸願成就の神さま、『稲荷大神』
『稲』『米』の神さま)
別名『宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)』

私は最初、
『稲荷大神』は『素戔嗚尊(須佐之男命)すさのおのみこと』の系譜、
即ち『国津神』1柱かと思っていましたが、
後にこれは勘違いであることが判明しました。

『神道』の世界には、
『多次元同時存在の法則』というものがあるらしく・・・

1.神の世界ゆえ、時空(時間と空間)を超越している。
2.神は分身をつくる。
3.神の分身は別名となって表現される。
4.同じ名前の神は、同一神である。


・・・ということで、
『宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)』の『ウカ』は、
『ウケ』と同じ意味で、
『稲荷大神』は、
実は伊勢神宮の外宮に祀られている
『豊受大神(とようけのおおかみ)』と同一神らしいのです。

稲荷大神宇迦之御魂大神豊受大神

さらに・・・
『豊受大神』は、
実は『天津神(あまつかみ)』『国津神(くにつかみ)』よりも根源の神
天地・宇宙の創造に関わった
『別天津神(ことあまつがみ)』
『造化三神』の中でも最初に現れた原初の神
『天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)』と同一神であるという話があって・・・

・・・ということは、
稲荷大神宇迦之御魂大神豊受大神天之御中主神

『う~ん・・・。
 お稲荷様は、実は天(宇宙)の中央に位置する神、
 宇宙の根源の神さまだったのか・・・!!
 そんなに偉い神様だとは知らなかった・・・。』


日本の伝統的な宗教として捉えられている『神道』は、
『八百万(やおよろず)の神々』という言葉で表現されるが如く、
『キリスト教』などの『一神教』に対して
『多神教』と言われています。

しかし、多神教といえども、
その根源には『天之御中主神』という絶対神がいらっしゃるわけで、
観方によっては『神道』も『一神教』といってもいいのかもしれません。

さらに一説によると、
この『天之御中主神』は
キリスト教の神、ユダヤ教の神と同一であるという話もあって・・・

『一体、神さまの世界はどうなっているのだろう・・・?』

・・・と思う今日この頃であります。

(まさしく、『多次元同時存在』・・・。)



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは、稲荷大神=宇迦之御魂大神=豊受大神=天之御中主神=国常立之大神=艮の金神。
Posted by コンコン様 at 2009年11月19日 16:23
コンコン様、こんばんは。

艮の金神さまですね。

その件に関しましては研究中ですので、
いずれ私見を述べてみたいと思います・・・。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2009年11月19日 21:32
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。