2010年05月09日

時間とは・・・?

『時間とは一体何か・・・?』

・・・という問いを自分の心に問いかけることも、
『宇宙カレンンダー法』同様、
抽象度を上げる良い方法です。

(名付けて『時間思考法』。)

『時間』を辞書で調べてみると・・・

1.時が流れていく中にある一点・時点・時刻。

2.異なる時点の間にある長さ。

3.変化。

4.尺度としての時間


・・・と書かれています。
また、別の辞書には・・・

1.時刻と時刻の間、またはその長さ。

2.時刻。つまり、時の流れの中の一点のこと。

3.時(とき)そのもの。
 つまり、過去・現在・未来と流れてゆくものであり、
 哲学的表現では、空間と共に、
 認識の、または物体界の成立のための
 最も基本的で基礎的な形式をなすものであり、
 いっさいの出来事がそこで生起する枠のように考えられているもの。


・・・と書かれています。
さらに別の辞書には・・・

1.時の長さ。
 時の流れのある一点からある一点まで。

2.時の流れのある一点。時刻。

3.時間の単位。3,600秒。

4.授業の単位として設けた、一定の長さの時。時限

5.空間とともに世界を成立させる基本形式。
 普通、出来事や意識の継起する流れとして認識され、
 過去・現在・未来の不可逆な方向をもつ。
 理念・精神・神など超時間的な永遠の存在を認める立場では、
 生成変化する現象界(事物)の性質とみなされる。
 また、先天的な直観形式だとする考え(カント)、
 物質の根本的な存在形式としての
 客観的実在だとする考え(唯物論)などがある。

6.自然現象の経過を記述するための変数。
 古典力学で用いられる時間(絶対時間)は、
 2つの事象の間の時間経過の長さが、
 座標系(観測者)に依らず一定である。
 相対性理論では、時間は空間とともに4次元時空を形成し、
 観測者に対して運動する座標系での時間は、
 ゆっくり経過すると観測される。
 また一般相対性理論によれば、
 時間経過の長さは、重力の大きさによっても影響される。


・・・と表現されています。

『時間』に対する捉え方は・・・

1.『通常』の視点
2.『物理的』視点、
3.『哲学的』視点、
4.『主観的』視点


・・・の4つの視点によって分類し、
それぞれ・・・

1.一般的時間
2.物理的時間
3.哲学的時間
4.主観的時間


・・・と分類すると、理解しやすくなると思います。

時間には単位があって、一般的には・・・

『秒』『分』『時間』『日』『週』『月』『年』

・・・などがあります。
さらに、西洋では・・・

decade(ディケイド)』(10年紀)、
century(センチュリー)』(100年紀、世紀)、
millennium(ミレニアム)』(1,000年紀)


・・・という特殊な時間単位もあります。

さて、この時間の単位は
どうやって決められたかというと、実は・・・
基本的に、天体の運行周期、
すなわち太陽の運行、
地球の運動をもとにして決められてきました。

(当たり前といえば当たり前の話なのですが・・・。)

日の出sunから日没の周期、
すなわち地球の自転から1日という単位が決められ、
太陽の動きが変化する周期、
すなわち地球の公転から1年が決められ、
moon3の満ち欠けの周期、
すなわち月の公転から1ヶ月が決められました。

さらに、地球の自転の時間を24等分して
1時間が決められ、
それを60等分して1分が決められ、
それをさらに60等分して1秒が決められました。

最近では、1秒は・・・

『セシウム133原子(133Cs)の
 基底状態にある2つの超微細準位間の遷移に対応する放射の
 約100億期にかかる時間』


・・・と定義され、
原子の発する電磁波の周波数によって時間を決定することが
国際的な同意になっています。

さらに、時間の最小単位は、
『量子力学の父』と称されるマックス・プランクによって・・・

5.39121 × 10-44 秒

・・・であることが明らかにされています。
(プランク時間)

極論しますと、
『時間』は人間が勝手に作ったと言えなくもありませんが、
いずれにしても、
『時間』は『自然現象』『宇宙現象』が基本。

よって、『時間』そのものを考えるということは、
『自然』や『宇宙』、
さらに『4次元』『時空』を捉えようとする行為に他ならず、
自然と抽象度が上がる訳です。

『宇宙カレンンダー法』同様、
単なる個人の苦悩や苦痛など、
時空の彼方に消し跳んでしまいますし、
そこから現実世界に戻ってきた際には
不思議といいアイディアが浮かんできたりしますので、
お薦めです・・・。happy01



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)
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