2010年05月08日
抽象度を上げる方法
NASAにおける惑星探査の指導者であった
アメリカの天文学者、カール・セーガン
(1934年11月9日~1996年12月20日)。
そのカール・セーガンが監修を務め、
自らも出演し、日本でも大きな話題となった
TVドキュメンタリー番組・・・
『コスモス(COSMOS)』。
この番組の放映時、
私は確か中学1年生。
宇宙科学と生命の誕生に関わる
その壮大なスケールに度肝を抜かれ、
私は食い入るようにこの番組を観たものです。
さて、この番組の中で、
私は初めて・・・
『宇宙カレンダー』
『地球カレンダー』
・・・の概念を知りました。
『宇宙カレンダー』とは、
宇宙137億年の歴史を
1年365日に置き換えてカレンダーにしてみたもの。
『地球カレンダー』とは、
同じ発想で、
地球46億年の歴史を
1年365日に置き換えてカレンダーにしてみたものです。
137億年を1年とすると、
1日が3,753万年、
1時間が156万年、
1分が26,000年、
1秒が433年に当たります。
1月1日0:00に宇宙が誕生したとすると・・・
1月11日に銀河が誕生。
8月31日に地球が誕生。
9 月21日に生命が誕生。
12月5日に多細胞生物が誕生。
12月24日に恐竜が誕生。
12月31日20時50分頃にやっと人類が誕生。
そして、ホモサピエンスが誕生したのが、
12月31日23時50 分頃。
人類が農耕生活を始めたのは、23時59分35秒。
人間が文明といえるものを築き、
現在に至るまでの時間は、
実は23時59分50秒からのわずか10秒間にしか過ぎません。
人間の生命は尊いものではありますが、
その寿命はわずか100年程度。
『地球』や『宇宙』の歴史に比べると、
我々人間の、個人の生命の歴史たるや、
なんと微々たるものか・・・。
この『地球カレンダー』、『宇宙カレンダー』を眺めていると、
自然と抽象度がアップし、
『エゴ』、『自我』が消失。
個人の日々の苦労や困難、苦悩など、
それこそ消し跳んでしまうような氣がします。
これを私は・・・
『宇宙カレンダーによる時間比較法』
・・・と名付けました。
何か悩んだ時には、抽象度を上げ、
宇宙的視点から現在を観てみると、
何か見えてくることがあるかもしれません・・・。
最後に・・・
アメリカの天文学者、カール・セーガン
(1934年11月9日~1996年12月20日)。
そのカール・セーガンが監修を務め、
自らも出演し、日本でも大きな話題となった
TVドキュメンタリー番組・・・
『コスモス(COSMOS)』。
この番組の放映時、
私は確か中学1年生。
宇宙科学と生命の誕生に関わる
その壮大なスケールに度肝を抜かれ、
私は食い入るようにこの番組を観たものです。

さて、この番組の中で、
私は初めて・・・
『宇宙カレンダー』
『地球カレンダー』
・・・の概念を知りました。
『宇宙カレンダー』とは、
宇宙137億年の歴史を
1年365日に置き換えてカレンダーにしてみたもの。
『地球カレンダー』とは、
同じ発想で、
地球46億年の歴史を
1年365日に置き換えてカレンダーにしてみたものです。
137億年を1年とすると、
1日が3,753万年、
1時間が156万年、
1分が26,000年、
1秒が433年に当たります。
1月1日0:00に宇宙が誕生したとすると・・・
1月11日に銀河が誕生。
8月31日に地球が誕生。
9 月21日に生命が誕生。
12月5日に多細胞生物が誕生。
12月24日に恐竜が誕生。
12月31日20時50分頃にやっと人類が誕生。
そして、ホモサピエンスが誕生したのが、
12月31日23時50 分頃。
人類が農耕生活を始めたのは、23時59分35秒。
人間が文明といえるものを築き、
現在に至るまでの時間は、
実は23時59分50秒からのわずか10秒間にしか過ぎません。
人間の生命は尊いものではありますが、
その寿命はわずか100年程度。
『地球』や『宇宙』の歴史に比べると、
我々人間の、個人の生命の歴史たるや、
なんと微々たるものか・・・。
この『地球カレンダー』、『宇宙カレンダー』を眺めていると、
自然と抽象度がアップし、
『エゴ』、『自我』が消失。
個人の日々の苦労や困難、苦悩など、
それこそ消し跳んでしまうような氣がします。
これを私は・・・
『宇宙カレンダーによる時間比較法』
・・・と名付けました。
何か悩んだ時には、抽象度を上げ、
宇宙的視点から現在を観てみると、
何か見えてくることがあるかもしれません・・・。
最後に・・・
Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)
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