2010年06月25日

スピリチュアリティ・カウンセリングの概念と関連知識

昨日、毎月恒例の・・・

『矢山クリニック・スタッフ研修』
(略して『スタ研』

・・・が行われました。
今回のスタ研は、講師の先生に
『光の学校』校長、飯田史彦先生をお招きして・・・

『スピリチュアリティ・カウンセリングの概念と関連知識』

・・・をテーマに、講演を行って頂きました。

『スピリチュアル・カウンセリング』が・・・

『霊的な能力を用いて依頼者を救うこと』

・・・であるとすれば、
『スピリチュアリティ・カウンセリング』は・・・

『霊的な能力を用いずとも、
 依頼者の精神性を健全に保とうとすること』


・・・であり、
これはその意識・意思さえあれば、
たとえスピリチュアルな能力が無くとも
誰にでも可能なカウンセリングであることを強調され、
そして、自分なりに『スピリチュアリティ・カウンセラー』として
周囲の人々のために活動、奉仕することをお薦めになっておられました。

具体的には・・・

「傾聴」「導き」のバランスをとること』

『相手の心に「つながり感」を形成、構築すること』

「死を意識する人の4類型に対応したコミュニケーションをすること』


・・・などを、具体的な例を交えながら学びました。

最近、私も色々と考えることがあるのですが・・・
飯田先生の・・・

『効果的なスピリチュアリティ・カウンセリングを実現するためには、
 表面に現れる顕在的言動の奥にある、
 「通常は本人でさえも自覚できない潜在的な意識水準」までを、
 推察・分析しなければならない』


・・・というご意見に、
かなりシンクロするものがありました。

『目は口ほどに物を言う』

・・・とよく言われますが、
全くその通りで、
その人の瞳の輝きshineは人間のを映し出しています。

また・・・

『無くて七癖、あって四十八癖』

・・・と言われている通り、
その人のクセ偏った習慣は、
人間の隠された『心の歪み』をよく反映しています。

(これは、ゲゲゲの女房アロマの師匠に
 教えて頂きました。

 ゲゲゲの女房に言わせると、
 私にも様々なクセがあるのだそうで、例えば・・・

 『すぐギロッ・・・とにらむ』pout
 『すぐ口をへの字にする』angry
 『腕をすぐ組む』
 『足を組む』
 『頭をかく』
 『話しながら、笑って茶化す』


 ・・・etccoldsweats01

『瞳を観察する』

『クセを見抜く』


・・・この2つは、
クライエント(依頼者)の顕在的言動の奥に隠されている
潜在的な意識を推察・分析する方法として、
実に有効な方法であると思います。

今回のスタ研も
臨床の現場で直ちに実践できるような、
実に参考になる研修会でした・・・。happy01



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(2)
この記事へのコメント
しげたん先生 おはようございます(^^)

スピリチュアリティ・カウンセリング・・・家族だと難しいですね~。。。(涙)
先日の病院でのこと、、、
母:「信用できねぇ」私:「お願いだから信用して」母:「信用できねえ!」私:「信用してよ~!」母:「本当にそうだか?ダメだ、信用できねえ!」私:「お母さんはいつもそうなんだからっ!いつも人を疑ってかかるんだからっ! あの時だって・・・」 押し問答をしていたら、同室の方が、「お母さんの気持ちはよくわかりますよ。」と、声をかけてくださいました。廊下側の灯りの暗いところのベッドにいるその方は、まるで天女のようなお顔をしていらしゃいます。
その方は、肺炎になって長い間寝ていたので、筋力が衰えて足が動かなくなってしまったそうです。「今度、看護婦さんに車椅子にのせてもらって、私がお母さんのそばまで行って、お話しますね。」と、静かに、穏やかな口調でおっしゃってくださいました。
本当に救われました。母とはいろいろなわだかまりが解消できなくて、「愛そう」「理解しよう」と頑張るのですが、、、葛藤の日々なのです。(涙)

天女さまのようなお顔立ちのその方は、ほんの3日前にこの病室に移られたとのこと。 ああ、なんという天の計らい~☆ とてもうれしくなりました。 きっと今頃、その方が母に「スピリチュアリティ・カウンセリング」をしてくださっていることと思います。そして、母もその方を励ましていることと思います。
まだまだの自分を天が応援してくれている!こうして、守られているのだから、「宇宙(そら)を信じよう!」と、先生の「天の一きれの写真♪」を見ながら強く思っています。(^^)
天女さまのようなその御方も立ち上がることができますように~☆ と、祈っております。

飯田先生が、本の中で書いていらっしゃいますね。「自分でも気づかないうちに、心の中に存在する複数の人格を使い分けながら、何とか無事に社会生活を送っている」というのが、私たち人間の涙ぐましい姿であると言っても過言ではありません。」と。
本当に、私たちはみなだれもが等しく、懸命に生きようとする健気な涙ぐましい愛しい存在なのですね~☆

しげたん先生、いつもありがとうございます☆  (^^)
Posted by しいちゃん at 2010年06月27日 10:36
しいちゃんさん、こんにちは。

家族にしか出来ない
スピ・カンがきっとあります。

頑張らず、顔晴ってくださいね・・・。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2010年06月27日 15:48
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