ゲゲゲのしげ爺　ほりほりずむ宣言

11月4日、
2008年アメリカ大統領選挙が行われます。

時事評論家の増田俊男さんは、
その『時事直言』の中で、
アメリカは、自国の国益のため、
自国の経済を支えるため、
自国のさらなる発展のために、
2009年に中東で国際戦争を起こすと予想されています。

そのため、
次期大統領は平和志向の民主党、バラク・オバマ氏ではなく、
戦争志向の共和党、ジョン・マケイン氏であろうこと、
来年は中東戦争が起こり、
兵器の大増産と大量消費の結果、
アメリカや日本の景気は良くなるであろうことなども言及されています。

2000年に行われたアメリカ合衆国大統領選挙では、
共和党のジョージ・W・ブッシュ氏と
民主党のアル・ゴア氏が争ったわけですが、
この選挙の時、
増田さんは、
『ブッシュが当選しなかったら、腹を切る！！』
・・・とまで言われていました。
（『何もそこまでしなくても・・・』と内心思いましたが・・・。）

今回の選挙では、増田さんも、
さすがに『腹を切る』とまではおっしゃっていないようですが、
現在のアメリカや世界が置かれている状況により、
オバマ氏ではなく、マケイン氏が大統領になるであろうと予想されています。

2000年の選挙では、
なにやら黒い噂もありまして、
自由の国、アメリカで言われている民主主義とは、
言葉だけで、
現実とはこんなものか・・・
と愕然としたものです。

さて、今回の選挙はどうなるか・・・？

その成り行きをジ～ッ・・・と見守りたいと思います。
（投票権があるわけではないので・・・）

確か小学生の頃だったと記憶していますが・・・

社会科の時間に、
世界には、大きく2つに分けると、
民主主義と社会主義の国があって、

『日本は民主主義の、素晴らしい国です。　
　そんな国に住んでいる日本人は、とても幸せです・・・』

・・・みたいな授業を受けて、・・・

『おおっ、それはスゴい！！』

・・・なんてことを思って感激したことがあります。
（昔は私も純粋まっすぐ君でした・・・。）

しかし、大人になるにつれ、
『日本は民主主義の国』というのは形だけであって、
実は『資本主義の国』であったということに次第に気づかされます。

民意よりもお金の方が、どちらかというと優先される社会・・・。

悲しいかな、
正直言って、
十住心論でいえば、現代の社会は
第2住心　『道徳』の段階、『愚童持斎心（ぐどうじさいしん）』
にさえ到達しておらず、
まだまだ
第1住心　『本能』の段階、『異生羝羊心（いしょうていようしん）』
の社会であると考えられます。

アメリカ大統領選挙が、
真に、
民意に則った形で行われることを、切に願います・・・。