2009年04月27日

『効くか、効かないか・・・?』

矢山クリニックでは、
朝、始業前に全員で氣功を行い、
その後、職員が交替で本を輪読し、
身体と心を整え、氣を高めてから仕事を始めるようになっています。

600ページを超す大作、
リチャード・ガーバー博士の著書、
『バイブレーショナル・メディスン』日本教文社刊)を
読み終わり、
現在は矢山利彦院長の朋友で、義兄弟でもある
時津賢児氏の著書、
『武道の力』大和書房刊)を読み始めています。

時津氏は、
2001年時津流武道、
『自成道』を設立され、フランスを中心に全世界で活躍されておられます。
また、2002年には『時津流インターナショナルアカデミー』も設立され、
まさしく『文武両道』をその身で実践しておられる、
現代のサムライicon09です。

時津さんの文章は、
非常に理路整然美しく
内容も
頭でこねくり回したような理屈だけのお話ではなく、
全てが『身体性』を基本に構築された理論ですので、
読んでいて
反論の余地が全くなくて、
全てが納得できて、
非常に心地よくて
心と身体に沁み渡るような、
とても素晴らしいもの・・・になっています。

その、『武道の力』の中で、
時津氏は、
幕末・明治の時期に日本をリードした侍たちの行動原理になったのは、
抽象的な思想ではなく、
身体性を基にした『良識』『英知』
いわば身体化した思想であったことを指摘されています。

矢山院長の語録に・・・

『効くか、効かないか・・・?』

というものがありますが、
幕末・明治の志士たちは、
その思想が、
『有効なのか、そうでないか・・・?』
身体性のフィルターを通すことにより、
すなわち、で考えるのではなくて
身体で考えることにより行動していたのです。

時津氏は、そういう志士たちの思想を、

『効果のあるものは真理である。
 効果のないものは真理ではない。』


・・・という考え方、
『プラグマティズム(Pragmatism:実用主義、実際主義)』に、
身体性のフィルターを加えたもの、
『超プラグマティズム』であることを指摘されています。

医療の世界も、実は・・・
たとえ教科書に書いてあったり、
エビデンスと呼ばれるデーターが存在はしていても、
現場では全く通用しないということが多々あります。face07

そのため、我々は西洋医学だけでなく、
東洋医学代替医療波動医療などの
様々な医療を縦横無尽に駆使し、
とにかく、目の前の患者さんに対して、
その治療法が有効であるのか、そうでないのか・・・?
を常に身体に問いかける医療、
『超プラグマティズム』な医療、
すなわち『ホロトロピック医療』を行っているという訳です・・・。



Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(2)
この記事へのコメント
 こんにちは。

 先日飯田先生の御講演の際、初めて矢山クリニックにお邪魔した気功初心者です(重田先生にもご挨拶できました)。

 前の日に岡山の職場から佐賀へまで運転、金立SAで車中泊して行ったので結構疲れていました。

 ところがクリニックの会場ホールに座って10分もしないうちに体がホカホカし始め、6時間の復路をほとんど休みもせず運転、翌日までそのホカホカが続いたのでした。これは決して飯田先生のお話で元気をいただいたからだけではないと思います。

 友人である大阪のM氏より、矢山クリニックは建物自体が巨大な治療器となっているのだ、と聞かされました。

 まさに「効く」実感を得ました。

 

 
Posted by アルコンテ at 2009年04月29日 14:27
アルコンテさん、こんにちは。

Mさんがおっしゃる通り、
矢山クリニックは建物自体が、
実は治療装置になっています。

アルコンテさんに、それを実感していただいて、
我々も嬉しく思います・・・!!
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2009年04月30日 13:18
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。