ゲゲゲのしげ爺　ほりほりずむ宣言

幼少時、
成長の過程において
家族（特に両親）との関係において
図らずも獲得してしまう
人間の心の反応の基本パターン、
基本ソフト・・・・・

『コントロール・ドラマ』。

このドラマは4種類存在し、
万人がこのどれかのドラマを演じることになりますが、
現代社会では
たとえ身体が成長し、
見た目は大人になってもなお
そのドラマが演じ続けられ、
さらなるドラマが繰り広げられているようです。

（まさに『大奥』状態・・・・・！！）

その4つのドラマとは・・・

●　脅迫者のドラマ
●　被害者のドラマ
●　傍観者のドラマ
●　尋問者のドラマ

今回は・・・・・

『脅迫者のドラマ』

・・・・・を解説したいと思います。

人間は、
幼少時は両親・家族の愛やエネルギーを、
成長後は他人の愛やエネルギーをも
自分に取り込むために・・・・・

1.　攻撃的に無理矢理に自分に注意を向けさせようとする
2.　受け身的に同情や好奇心に働きかけて注意を引く

・・・・・言動、行動をするものですが、
この『脅迫者』は、1.のパターンの典型的な例と言えます。

『脅迫者』タイプの方の特徴とは・・・・・
（『脅迫者タイプ、チェック・リスト』）

●　相手を脅し、恐怖を与え、エネルギーを奪う
●　強い口調
●　激しい身振り
●　時に暴力
●　相手を萎縮させ、関係の優位に立とうとする
●　傲慢
●　自己中心的
●　横柄
●　利己的、支配的、暴力的
●　上から目線
●　短気
●　怒りっぽい
●　好戦的
●　いらち
●　典型的Meタイプ
●　王様タイプ
●　拒絶
●　人の話を聞かない
●　欲しいものは何としてでも手に入れたい

脅迫者タイプの人は、
他の人を・・・・・

●　怖がらせる
●　怒らせる
●　恨みを抱かせる
●　拒否されたと思わせる

・・・・・ことで負の感情のエネルギーを発生させ、
そのエネルギーを奪うことで安心しようとするのです。

（そんなことで安心することは決してないのですが、
　ついつい無意識的にやってしまうのです・・・・・・。）

そんな脅迫者タイプの方々ですが、
実は様々な内的な葛藤を抱えていて・・・・・

●　意外と小心者
●　負けるのが怖い
●　支配されるのが怖い
●　十分でないのが怖い
●　誰かに先に取られてしまうのが怖い
●　誰かに気がついて欲しい
●　誰かにかまって欲しい
●　ほめて欲しい
●　寂しい

・・・・・等など、
自他共に
恐怖と怒りの状態を交互に繰り返す人生を
送っているのです。

では、
自分の周囲に『脅迫者』タイプの方がいたらどうすればよいか・・・・・？

自分が『脅迫者』タイプだったら、
どうしたらよいか・・・・・？

それは・・・・・