2008年12月05日

『お元気さま』病院

『パッチ・アダムス』こと、
Dr.ハンター・アダムスは、
ユーモアを根底においた、人に優しい医療を目指し、
1971年ウェストバージニア州ポカホンタスに、
無料で医療サービスの受けられる病院
『ゲズントハイト・インスティテュート』
を設立し、
12年間そこで無料の診療活動を行われました。

12年間で訪れた患者は15,000人
このうち3,000人精神病患者でしたが、
Dr.アダムスは、鎮静剤を決して使用することなく、
ただ、ユーモア創造性だけを処方したといわれています。

『ゲズントハイト』とは、
『die Gesundheit』というドイツ語です。

誰かが突然くしゃみをした時、
そばにいる人が言う台詞で、
「大丈夫・・・?」
「お気をつけて・・・」
「お大事に・・・」

・・・といったニュアンスの言葉です。

そして、
『ゲズントハイト・インスティテュート』
通常、日本では『お達者で病院』と訳されています。

このことを知った時・・・、

『あ・・・、これは『お元気さま病院』って意味だ・・・!!』face03

・・・ということに気付きました。

『Gesundheit』は、
『お元気さま・・・』と訳した方が、
何となく相応しいような気がします。

Dr.アダムスは、
さらに新しい壮大な施設、
『ゲズントハイト・クリニック』を設立するため、
を出版し、
映画製作に協力、
世界中で、数々の社会活動をなさっています。

その病院は、
アメリカで
医療に変革を起こし、
総合医療の全般と、ヘルスケアの病院になることを期待されています。

矢山クリニックも、
『ホロトロピック・センター』として、
世界の医療の変革、
総合医療の全般と、ヘルス・ケア、ヘルス・プロモーションを目指して
設立されたものでありますので、
『お元気さま』病院1つと言えるのではないかな・・・
と思います。

また、ゲズントハイト・インスティテュートの理念には・・・

患者への思いやりが行き届きやすいような施設をつくり、
一般的な医療現場でよく見られる
医者と患者のあいだの壁を取り払う。

治療する側の人々が、
仕事のせいで心も体も消耗しきってしまうことのないように、
患者だけではなく治療する側も思いやる運営方針を実践する。

現在の主流である治療法のほかに、
代替治療法も幅広く取り入れる。

医療を、農業、自然、芸術・工芸、公演芸術、教育、
社会奉仕活動、友情、娯楽などと結びつけて総合的に行う。

互いにいたわり合い、
助け合うことで感じられる癒しの力を、
患者たちが得られるように導く。

病気を予防する健康管理法と、
自分の健康管理は自分の責任でするものであることを
患者に教える。

患者も医者も含め
ゲズントハイト・インスティテュートにいるすべての人々に、
最大の健康と幸せを提供する。

お金と権力が価値観の基準となっている社会にあって、
愛や友情など、
人々が忘れかけているほんとうに大切なものに
深い関心を払って施設を運営する。

人々が、医療システムや社会のさまざまなシステムを
変革する可能性を感じ、
希望を持つことのできる施設環境をつくり上げる。

・・・などということが謳われており、
これも、矢山クリニックの方針に似ているな・・・と感じます。

Dr.アダムスの夢、
『ゲズントハイト・クリニック』
お元気さま病院
1日も早い実現を
私も願っています・・・。





Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)
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