2008年03月31日
牛乳には危険がいっぱい?
フランク・オスキー医学博士が書かれた、
「牛乳には危険がいっぱい?」(東洋経済新報社刊)という
著書があります。
この本によると、
1.牛乳は、あくまでも子牛のための食料である。
2.この世でもっとも過大評価されている食品である。
3.牛乳の糖質は、消化器症状を引き起こしやすい。
4.牛乳のたんぱく質は、アレルギー体質をつくりやすい。
5.牛乳の脂肪は、心筋梗塞・脳卒中・ガンのリスクを高める。
6.貧血の原因になる
7.赤ちゃんが病気にかかりやすい。
8.慢性疲労におちいりやすい。
9.虫歯の原因になる。
10.にきびの原因になる。
11.牛乳を飲んでも、カルシウムはあまり吸収されない。
いくら牛乳を飲んでも骨は丈夫にならない。
12.牛乳が難病の原因になっていることがある。
13.牛乳の宣伝と報道は事実を歪曲している。
14.牛乳は青少年の精神面に悪影響を及ぼす。
15.牛乳は完全食品の名に値しない。
・・・・・etc
ということが、詳しい研究データーと共に書かれています。
(巻末に医学文献集がまとめられています。
牛乳が安全であるということを証明するためには、
研究により、これらの文献を全て否定する必要があります。)
この著書の特筆すべき点は、
著者が、乳糖不耐症の多い日本人、東洋人ではなく、
日本人以上に、そしてごく普通に牛乳を食している西欧人、
しかもアメリカ医学界の権威者であり、
そしてその著者によって書かれているという点です。
ほとんどの医者は、
「牛乳は完全食品」
「牛乳は身体にいい」
「骨粗鬆症には牛乳が必要」
と思っているし、そう患者さんに指導しています。
ひょっとしたらほとんどの日本人が(医者も栄養士も含めて)、
誰かに洗脳されているのかもしれません・・・。

おそらく、賛否両論あるでしょうが、
この「牛乳には危険がいっぱい?」という本は、
皆さんに一度は読んでいただいて、
感情論ではなくて、
論理的に、
ご自分の頭で考えてみていただきたい著書のひとつです。 続きを読む
2008年03月15日
おいしいだし「海のペプチド」
分子が100個以下の低分子状態のものを、特に「ペプチド」と云います。
ギリシャ語の「消化できる」という言葉が語源とされています。
「おいしいだし・海のペプチド」は、
いわし・こんぶ・かつおなどの海の幸のタンパク質を、
「真空」「圧力」「ろ過」などの
独自の自然な製法により低分子化し、
さらに脂肪分を分離、
無臭にんにくを配合してつくられる、
粉末状の「だし」です。
一切の化学処理を行わず、
合成添加物は無使用。
天然素材のみを使用し、
しかも低分子化されているので、
消化・吸収が良く、素早く栄養に変わります。
アレルギーのある方にも安全で、安心して使用できます。
「海のペプチド」は・・・
1.お湯や水に溶くと「だし」になる。
2.そのまま振り入れると「調味料」になる。
3.和食・洋食・中華料理など、
どんな料理にも使える「万能だし調味料」である。
4.栄養スープとしてそのまま飲める。
5.生活習慣病の予防効果が期待できる。
6・肝臓・腎臓の機能を高める。
7.胃腸の働きを高める。
8.皮膚からも吸収される。
風呂に入れたり、お湯に溶いて肌に塗ったりすると、
美容にも良い。
9.目の疲れが改善する。
10.血圧降下作用がある。
11.ベビー・フードにも使用できる。
・・・などの特徴があります。
どんな病気でも、病気になると、
食欲や体力が低下しがちです。
ペプチドには、上記のような素晴らしい特徴がありますので、
矢山クリニックでは、
患者さんにペプチドを食べたり、飲んだりすることをお勧めしています。 続きを読む
2008年03月13日
五観の偈(ごかんのげ)
矢山クリニックにて、
野口法蔵さんの指導のもと、
座禅断食の会を行ったことがあります。
座禅断食の3日目、断食明けの食事をする際に、
合掌して、「五観の偈(ごかんのげ)」という祈りを皆で行いました。
禅宗は食事を修行の一部として重要に扱っています。
五観の偈は、僧侶の食事作法のひとつで、
食事の前に唱えられる5つの短い経文です。
1.一つには功の多少を計り彼の来処を量る。
一(ひとつ)には、功(こう)の多少(たしょう)を計(はか)り、
彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。
2.二つには己れが徳行の全缺を忖つて供に應ず。
二(ふたつ)には、己(おの)れが徳行(とくぎょう)の
全缺(ぜんけつ)を忖(はか)って供(供)に應(おう)ず。
3.三つには心を防ぎ過を離るることは貪等を宗とす。
三(みつ)には、心(しん)を防ぎ、過(とが)を離(はな)ることは、
貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。
4.四つには正に良薬を事とするは形枯を療ぜんが為なり。
四(よつ)には、正(まさ)に良薬(りょうやく)を事(こと)とするは
形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為(ため)なり。
5.五には成道の為の故に今此の食を受く。
(いつつ)には、成道(じょうどう)の為(ため)の故(ゆえ)に
今(いま)、此(こ)の食(じき)を受(う)く。
意味は・・・
1.一つ、自分が成した事の大小を想い、
食事がどのようにして自分の目の前に来てくれたのかを考え、
感謝していただきます。
2.二つ、自分が行ってきた言動が、
果たして食事をいただくに値するのかどうか、
反省していただきます。
3.三つ、「むさぼり、いかり、ねたみ」の三毒(貪瞋癡)をおさえ、
修養の心をもっていただきます。
4.四つ、この食事を良薬として頂きます。
それは、この身体・生命を維持するがためであります。
5.五つ、悟りを得るために、今、この食事をいただきます。
・・・といったところでしょうか。
座禅断食の際は、何気なく唱えていたこの言葉ですが、
その後、妙に気になって、
プリントアウトとして、診察室の目の前に貼って、
しばらく唱えていました。
食事は、ただ食べるものではなく、命をいただくものである
という考え方があります。
「食事は全身全霊で、命をいただくものである」ということを、
この経文に教えていただきました。
2008年02月05日
野菜・果実の残留農薬 どうします?
中国冷凍ギョーザ事件により、
「食」に対する関心が高まっているようです。
この度の事件は、どうやら、工場での加工の時点で
農薬が混入した可能性が高いようですが、
原材料の野菜の残留農薬の問題も、同時に浮かび上がってきています。
野菜や果物に、農薬がかかっていて、
それが体にあまりよくないとわかってはいても、
「仕方がない・・・」
「安い」
「見ばえがいい」
「人から頂いたものだから・・・」
「そんな事いったって、どうしたらいいかわからない」
などの理由で、
こういう状況に甘んじている方も多いのではないでしょうか・・・。
そこで、サーフセラ株式会社より販売されている、
「安心やさい」という天然素材の除菌剤・農薬除去剤を紹介いたします。
安心やさい・サーフセラは、
貝殻の中でも特に抗菌効果のあるホッキ貝から作られています。
・人体に無害
・無臭
・食材の鮮度を保つ
・調理器具を痛めない
・残留農薬・環境ホルモンなどの化学物質を除去する
・塩素を中和して無害化する
などの特徴を持っています。
サーフセラを一袋、水に溶かして・・・
近くのスーパーで買ってきたイチゴをつけてみました・・・。
数分後・・・
イチゴに付着していた、残留農薬が水面上に浮いてきます。