ゲゲゲのしげ爺　ほりほりずむ宣言

先日、ある難病の患者さんの診療を行っている際、
急に悪寒が始まり、
突然38℃を超す熱が出てしまいました。

『おおっ・・・？
　ついに俺も新型インフルエンザを発症したか・・・！！』

・・・とも思いましたが、
くしゃみや咽頭痛、鼻水などのカタル症状も全然なく、
どうもインフルエンザとは違うようです。

『氣』を介した診療を行っていると、
このように時に原因不明の症状が出現してしまうことがあって・・・

『・・・・・。
　またいつものやつか。
　これも修行、修行・・・。』

寒気と発熱が主な症状だったので、
ツムラの27番、『麻黄湯』を早速飲んでみたのですが、
これが全く効果がありません。

『ん・・・？
　量の問題かな・・・。』

・・・と思って倍量服用してみましたが、
これも無効。

結果的には1日半で完治したのですが、
最も有効だったのが、実は・・・

妻が作ってくれた『卵酒』でした。

『卵酒』は、
日本では風邪を引いた際の伝統的な家庭療法として有名です。

卵白に含まれる酵素、『リゾチーム』は、
実は細菌の細胞壁を分解し、殺してしまうという殺菌作用や、
鼻水や痰のネバネバした成分（ムコ多糖体）を分解する作用があります。

また、
他にも抗炎症作用や組織修復促進作用、
免疫増強作用などもあって、
『塩化リゾチーム』といえば、
実際に風邪薬として使用される薬剤でもあります。

『卵酒』の有効成分はもちろん『リゾチーム』だけではありませんが、
これが今回の私の突然の熱発には実によく効きました。

もうひとつ有効だったと思われるのが、
『銀座まるかん』（日本漢方研究所）創設者、
斎藤一人氏の新刊・・・

『微差力』（サンマーク出版）

・・・でした。

『想念しながら行動を起こす』

『小さなことの連続技』

『微差が大差を生む』

『微差が固まって大差になっていく』

『微差をいくつ学べるかが大切』

『重続は力なり』

『微差を何個出せるか』

『人生、微差の積み重ね』

熱にうなされつつも、
卵酒をちびちびやりながら・・・

『う～む、なるほど・・・！！』

・・・などと猛烈に感動していたら、
なんと自然に発汗して熱が下がってしまい、治ってしまいました。

『おお～、畏るべし卵酒、
　そして斎藤一人さん・・・。』

医学的根拠、科学的データは全くありませんが、
『新型インフルエンザ』にも
ひょっとしたら『卵酒』が有効かもしれません。