2010年01月22日

氣功的トラウマ解消法

昨日、ホロトロピック・クラブ毎月恒例、
『氣功リーダー研修会』が開催されました。

矢山利彦院長が『船井塾』出席のため、
今回のリーダー研も私が講師を務めることになりました。

今回、私がリーダー研のテーマにしたのが・・・

『氣功的トラウマ解消法』

・・・でした。

『人間は合掌しながら怒ることができない』

・・・という話から、私は・・・

『合掌印』を組みながら
EMDRを行い、
口に真言(マントラ)を唱え、
いわゆる三密加持を行ってトラウマ(精神的外傷)を解消する

・・・という方法を考案しました。

EMDRとは・・・
Eye Movement Desensitization and Reprocessing
眼球運動による脱感作および再処理法

・・・の略で、
PTSD
Post Traumatic Stress Disorder:心的外傷後ストレス障害)、
パニック障害、恐怖症、解離性障害などに有効な心理療法で、
トラウマの治療法として有名です。

人間は、睡眠時に記憶を整理していると言われています。
脳の『海馬』という部分が
その役割を担っているのですが、
睡眠状態の時に周期的に訪れる
REM(レム)睡眠Rapid Eye Movement sleep)』中、
急速な眼球運動が行われている際に記憶が整理されているようです。

海馬に繋がっている神経束
眼球運動を司る神経はすぐ近くにあるため、
海馬が記憶の整理を行うと
眼球が自然に動いてしまうという性質を利用して、
眼球運動を行うことにより逆に海馬の記憶の整理を促そうというのが、
EMDRの原理です。

REM睡眠時の眼球運動を意識的に模倣することによって、
脳の情報処理を高めるというわけです。

具体的には、
セラピストが左右に指を振るのを
患者さんに目で追ってもらいながら
過去のトラウマを意識的に思い出してもらいます。

すると、海馬の情報処理に強制的に介入する結果となり、
海馬が自動的に記憶の整理を開始し、
トラウマ記憶が自然に整理され、解消されていきます。

このEMDRに、
トラウマ解消の印でもある『合掌印』を組み合わせ、
さらにの波動、マントラ(真言)を組み合わせ、
いわゆる『身密』『意蜜』『口密』3密を結集させ、
『三密加持』の状態を作り出すのです。

マントラは、昨日のリーダー研では
矢山式氣功法1つである『阿吽氣功法』で使用される・・・

『ア・エ・イ・オ・ウ・ン』

・・・を用いましたが、

『ヒ・フ・ミ・ヨ・イ・ム・ナ・ヤ・・・』

・・・でもよいし、

『ト・コ・ヤ・ナ・ム・・・』

・・・でも、お好みのマントラ、何でも良いと思います。

人間、
トラウマとはいかないまでも
多かれ少なかれ、
怒り、悲しみ、辛さ、苦しみなどのネガティブな情報
蓄積されているものです。

この『氣功的トラウマ解消法』で
脳と心のクリーニングを行うことができると思います・・・。


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Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)気功
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