ゲゲゲのしげ爺　ほりほりずむ宣言

【ツキを呼ぶ魔法の言葉】

『ついてる』『ありがとう』『感謝します』

【ホ・オポノ・ポノ】

『ごめんなさい』『許して下さい』『ありがとう』『愛しています』

【あいうえお言霊修行】

『ありがたい』『いつくしむ』『うれしく』『エンジョイ』『おおらか』

『言葉』、『言霊』を用いて
心身を健全な状態に導くという、
いわゆる『言霊療法』には、実に様々なものがあります。

しかし、
患者さんにこの『言霊療法』についてお話していたところ、
ふと気付いたことがありました。

それは・・・

『言霊さえ言ってさえいれば、それで事が済む』

・・・と思っておられる方が結構いらっしゃる

・・・ということでした。

私は思わず・・・

『ちょ、ちょっと待って・・・!!!
　言霊療法はそんな甘いものではありませんよ・・・。』

・・・と言ってしまいました。

確かに、『言霊療法』を提唱されてきた先人の方々は・・・

『言霊を言いさえすれば、それで効果が出る』

・・・といった内容のことを仰っておられるのですが、
私はそれはあくまでも方便であると思います。

もちろん・・・

『言霊を言わないよりは、言った方が良い』

・・・のは言うまでもないことで、　
確かに『言葉』『言霊』は大切なものです。
しかし、本当に大切なのは、
その言葉を発する際の・・・

『エモーション』『感情』『想念』『振動』『波動』『エネルギー』

・・・といった、『意識』の方なのです。

（言葉ではなかなか表現できるものではないのですが・・・）

真言密教では
三密加持と言って・・・

『身』『口』『意』

すなわち・・・

『身体の動き』
『言葉』
『意識』

・・・の3つを1点に集中させることを非常に重要視しており、
矢山式氣功法にもそれは数多く採り入れられているのですが、
『言葉』『言霊』だけでは、
いわば『口』だけ、
3密中のたった1密にしか過ぎないのです。

『あいうえお言霊修行』は、
目標は10,000回とされていますが、
それは、その言霊を10,000回唱えることによって・・・

『ありがたい』『いつくしむ』『うれしく』『エンジョイ』『おおらか』

・・・という、自然治癒力を発動させる
『イメージ』『意識』『想念』『振動』『周波数』『波動』『エネルギー』を
『理感得』することが目的なのであって、
10,000回唱えること自体が目的なのではありません。

それは、最低でも10,000回くらいは唱えないと、
『ありがたい』『いつくしむ』『うれしく』『エンジョイ（楽しむ）』『おおらか』
の真の意味を理解することはできませんよ・・・

・・・というくらいの意味なのです。

『身』『口』『意』の3つ、
『意識』『言葉』『行動』の3つが1つにまとまった時、
最高のパフォーマンスや結果を得ることができます。

あたかも・・・

『言霊だけ唱えていれば良い』

・・・かのような風潮になってしまったのは、
現場にいる我々の説明不足の責任もあるかと思います。

今後は、
言葉、言霊の大切さだけでなく、
その際の意識の重要さ、
行動の重要さも併せて説いていく必要性を実感しています・・・。