2010年02月25日

癌と牛乳とスポック博士と・・・

日曜日のバイオ・レゾナンス医学会にて、
『牛乳』と『乳癌』の話の際に、
ベンジャミン・スポック氏の話題になりました。

ベンジャミン・スポック氏は、
アメリカの有名な小児科の医師。

1946年に出版されたスポック氏の著書・・・

『スポック博士の育児書』暮しの手帖社

(原題:赤ちゃんと子供の育児の常識についての本

・・・は、42ヵ国語に翻訳され、
世界中で5,000万冊販売され、
聖書の次に売れたとも言われ、
実際に『育児の聖書』とも称された
世界的ベストセラー

その後、この著書は
1946年の初版から時代とともに改訂が続けられ、
最新版は2004年第8版

しかし、日本で翻訳されているのは1992年第6版まで。

一体何故なのか・・・?

実は・・・
スポック氏はもともと、
子どもの成長には牛乳が必須と熱心に唱える・・・

『牛乳信奉者』taurus

・・・でした。

『どんな形にせよ、
 よちよち歩きの子には、1日450cc560cc
 もっと大きい子には、700cc950cc
 牛乳を与えなければいけないのです。』
しかし、スポック氏は1992年に病気になったことを期に
『マクロ・ビオティック』久司道夫氏に食事指導を受け、
いわゆる『ベジタリアン』になってしまいます。

久司氏に・・・

『子供に肉や牛乳を与えるのはおかしい。
 死んだ後に恥になるから、著書を書き直しなさい』


・・・と言われたスポック氏は、
それまでの意見を180度変え、
子どもが健康で丈夫に育つためには・・・

2歳になれば、もう乳製品は必要ない』
・・・と主張し、自らの著書を改訂したのでした。

『自然界には、離乳期を過ぎてミルクを飲む動物はいない。
 人間も同じで、
 離乳期を過ぎたらミルクを飲まないことが正常である。
 必要なタンパク質を植物から摂ったほうが、
 子どものカルシウム・バランスは良くなる』
・・・これが実は1998年第7版

この第7版が出版された年に、
スポック氏は死去されます。

さらにその後、2004年に改訂された最新の第8版には、
な、な、なんと・・・

『最悪の食品は牛乳・乳製品である。』
・・・とまで記されました。coldsweats02

(ま、まさかそこまで仰るとは・・・。
 しかし、今さらそりゃぁないぜよ・・・。
 それまで散々、薦めてきておいて・・・。
 まぁ、潔いといえば潔い態度ではあるのですが・・・。coldsweats01

現在、日本語で読める最新の『スポック博士の育児書』は、
1992年第6版

第7版第8版が日本で未だに翻訳されないのは一体何故なのか・・・?

そこにはきっと、複雑な理由事情があるんでしょうね・・・。coldsweats01


同じカテゴリー(代替療法)の記事画像
ラピスラズリ
決心速度
パワー・ストーン
クリスタル・ハート
リモ・ヴュー(RV)
顔マンダラ
同じカテゴリー(代替療法)の記事
 ホメオパシー論争 (2010-08-26 19:00)
 セルフ・トーク (2010-08-23 19:00)
 『煩悩病』の治療法 (2010-08-13 19:00)
 『天球の音楽』と『次世代のバイオ・レゾナンス』 (2010-08-11 19:00)
 『丸山ワクチン』と『NK細胞』 (2010-08-10 19:00)
 ヘミシンクの応用 (2010-08-08 19:00)

Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(6)代替療法
この記事へのコメント
私も、牛乳を飲みなさい!で育ったものです。・・・が、
以前の職場関係で、牛乳が良くないことを勉強しました。
それ以降、子供にも牛乳を飲ませてませんし、冷蔵庫から牛乳というものが消えました。子供の鮫肌も良くなったのも現実です。
新谷弘実先生の本にも牛乳の事、書いてありますね。。
ご存知かと思いますが、新谷先生・・・
大腸内視鏡によるポリープ切除術を世界で初めて開発したパイオニア。
過去30年間に日本とアメリカで35万人の胃腸内視鏡検査、11万例に及ぶポリープ切除を1例の合併症なく成功させている。
アメリカ大統領の主治医も務めたことのある世界的権威として活躍された方です。
しげたん先生のブログは勉強になります。
今まで、私が勉強してきた事がしげたん先生の言われる事と同じだというのが有難いですね。
これからも、頑張ってください。
Posted by すけとうだらこすけとうだらこ at 2010年02月25日 20:52
すけとうだらこさん、こんばんは。

新谷先生に主張していただいたお蔭で、
牛乳に対する一般的な捉え方も
少しづつではありますが
変化してきているような印象を受けますね・・・。

追伸:応援、ありがとうございます。
    これからも顔晴ります・・・!!
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2010年02月26日 20:06
重田先生

 お元気さまです。

 先日、友人から質問がありました。

 牛乳アレルギーのご主人は、牛乳だけでなく、牛肉を食べてもアレルギー症状が時々出るけど、どうして?とのことでした。

 その時調べて、はじめて牛乳のタンパク成分カゼインが肉の「つなぎ」として含まれていることがあることを、知りました。

 とりあえあず、安い肉はやめたほうがよい旨、友人には説明しましたが、食の安全については、どんな事でも機会があれば、念のために調べてみた方が良いことを実感しました。

 震災のことを考えると、贅沢を言ってはいけないとは思いますが、より良く生きるために、鳴らすべき警鐘はやはり鳴らして行こうと思いました。

 
Posted by アルコンテ at 2011年05月08日 22:03
アルコンテさん、お久しぶりです。

仰る通り、贅沢を言っている場合ではありませんが、
食すのであれば、
やはり出来るだけ安心で安全なものを食した方がよろしいかと
私も思います。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2011年05月16日 15:44
      失礼します。     

  「アル中を癒され」「脳梗塞より生還」「倒産によるサラ金地獄」
より、御言葉によって「癒され・救われた者」の「証」です。

  その「証」として以下の小冊子を制作いたしました。ご希望の方、
 お申込みください。(もちろん無料です)

  ① 「心のマーケティング」 サラリーマン宣教のために
  ② 「アル中勝利」  私のアル中勝利信仰体験
  ③ 「ガンに打ち克つ」 ガンにならない・なったらどうする 
  ④ 「聖霊の恵みにあずかる」 どうすれば――― 
     
 こころを強くする「メッセージ」のご案内
      http://www4.ocn.ne.jp/~kokoro/
     
        ご笑覧ください。     安達三郎
Posted by あだち at 2011年08月19日 12:16
  失礼します。     

  「アル中を癒され」「脳梗塞より生還」「倒産によるサラ金地獄」
より、御言葉によって「癒され・救われた者」の「証」です。  
     
 こころを強くする「メッセージ」のご案内
      http://www4.ocn.ne.jp/~kokoro/
     
        ご笑覧ください。     安達三郎  
Posted by あだち at 2011年09月05日 10:35
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。