2010年04月01日
男の背中
『精神分析学』の創始者、
ジークムント・フロイトの弟子の1人、
ヴィルヘルム・ライヒ。
彼は、
『性格分析学』の確立、
『自我心理学』の発展など、
現代の精神分析に大きな影響を与えた人物として有名です。
『性格分析』とは、
患者の性格形成過程や性格反応パターンを分析することによって、
『神経症』の原因となっている
性格的な『過剰防衛(過剰適応)』を改善しようとするものです。
ライヒは、
個々の特有の性格的パターンに対応する、
特定の箇所の筋肉の硬直、緊張、こわりという
身体的パターンがあることをつきとめ、
これを・・・
『性格の鎧(character armor)』
・・・と名付けました。
人間はストレスを受けると、
それが鎧のように筋肉の緊張となって残り、
その人特有の性格を形成したり、
精神的な障害の原因になっていると考えたのです。
そこで、直接筋肉のこわりをほぐすように働きかけたところ、
筋肉の鎧が緩んでいくのに伴って
『怒り』や『不安』などの感情的な鎧までもが解放されていくのを
発見しました。
この結果により、
ライヒは『身体的鎧』と『心理的鎧』とは
本質的に同じものだと結論しました。
心理的ストレスの記憶、情報は、
たとえ本人がそのことを忘れようとも、
慢性的な筋肉の緊張という情報に姿を変え、
身体に記録、記憶されているのです。
ライヒは、この『性格の鎧』の概念を基に、
『身体』を改善させることにより『心』を治療するという
実に心身医学的な発想で
『呼吸法』や『マッサージ』、『ボディ・ワーク』などを開発しました。
現在あるボディ・ワークのほとんどは、
ライヒの理論から出発しているとも言われています。
ところで、つい最近まで・・・
ジークムント・フロイトの弟子の1人、
ヴィルヘルム・ライヒ。
彼は、
『性格分析学』の確立、
『自我心理学』の発展など、
現代の精神分析に大きな影響を与えた人物として有名です。
『性格分析』とは、
患者の性格形成過程や性格反応パターンを分析することによって、
『神経症』の原因となっている
性格的な『過剰防衛(過剰適応)』を改善しようとするものです。
ライヒは、
個々の特有の性格的パターンに対応する、
特定の箇所の筋肉の硬直、緊張、こわりという
身体的パターンがあることをつきとめ、
これを・・・
『性格の鎧(character armor)』
・・・と名付けました。
人間はストレスを受けると、
それが鎧のように筋肉の緊張となって残り、
その人特有の性格を形成したり、
精神的な障害の原因になっていると考えたのです。
そこで、直接筋肉のこわりをほぐすように働きかけたところ、
筋肉の鎧が緩んでいくのに伴って
『怒り』や『不安』などの感情的な鎧までもが解放されていくのを
発見しました。
この結果により、
ライヒは『身体的鎧』と『心理的鎧』とは
本質的に同じものだと結論しました。
心理的ストレスの記憶、情報は、
たとえ本人がそのことを忘れようとも、
慢性的な筋肉の緊張という情報に姿を変え、
身体に記録、記憶されているのです。
ライヒは、この『性格の鎧』の概念を基に、
『身体』を改善させることにより『心』を治療するという
実に心身医学的な発想で
『呼吸法』や『マッサージ』、『ボディ・ワーク』などを開発しました。
現在あるボディ・ワークのほとんどは、
ライヒの理論から出発しているとも言われています。
ところで、つい最近まで・・・
妻のアロマ・トリートメントの最中、
私には必ずと言っていいほど反射的に・・・
『ビクゥッ・・・!!』
・・・となってしまう箇所が、背中のある部位に存在していました。
『あ~、こりゃなんかのトラウマだな・・・。』
いつものことなので
別に気にもせずに放置していたところ、
ある日のアロマ・トリートメントの際、
私はそのトラウマ(精神的外傷)の内容を思い出してしまいました。
すると、あんなにビクついていた背中の部分のビクつきが、
その次のアロマ・トリートメントからすっかり改善してしまったのでした。
『おお~、
ライヒの言うことは本当だ・・・!!
俺も結構、「性格の鎧」をまとっている訳ね・・・。』
筋肉の凝りは心の凝り。
その凝りは確かに連動しているようです。
身体の凝りも、心の凝りも、
そのままにしておかないで
積極的にほぐした方が良さそうな氣がします・・・。
そんなことを考えていたら、
増位山太志郎氏の・・・
『男の背中』
・・・を思い出しました。
私には必ずと言っていいほど反射的に・・・
『ビクゥッ・・・!!』
・・・となってしまう箇所が、背中のある部位に存在していました。
『あ~、こりゃなんかのトラウマだな・・・。』

いつものことなので
別に気にもせずに放置していたところ、
ある日のアロマ・トリートメントの際、
私はそのトラウマ(精神的外傷)の内容を思い出してしまいました。
すると、あんなにビクついていた背中の部分のビクつきが、
その次のアロマ・トリートメントからすっかり改善してしまったのでした。

『おお~、
ライヒの言うことは本当だ・・・!!
俺も結構、「性格の鎧」をまとっている訳ね・・・。』

筋肉の凝りは心の凝り。
その凝りは確かに連動しているようです。
身体の凝りも、心の凝りも、
そのままにしておかないで
積極的にほぐした方が良さそうな氣がします・・・。
そんなことを考えていたら、
増位山太志郎氏の・・・
『男の背中』
・・・を思い出しました。
Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(2)
│代替療法
この記事へのコメント
本日も興味深い内容をありがとうございます♪
ちなみにスリーインワンという手法も似ているな~と思いました
筋反射にて過去生の記憶までさかのぼります。
カラダに質問し、答えを得てゆきます
カラダがその答えを出すのです
カラダが様々な記憶をしていることは
自らの体験(パーソナリティを変換した時がありました)に、確認をしました。
わたし というパーソナリティの記憶と情報を
このカラダから理解することが出来たからです
カラダには記憶や情報が刻まれているのです
それにしても『凝り』という…
トリガーポイントみたいなものが心に関与しているとは!
ちなみにわたしの病気の『痛み』は『心の痛み』だとスピリットは言っていましたし、わたし自身も納得でした
痛みも、凝りとまた似たようなものなのかもしれません
心の凝りはカウンセリングで
カラダの凝りはマッサージで
両方からアプローチできたらいいなと思いました。
どちらからアプローチするのが有効かはケースバイケースだからです
でもカラダからのアプローチがなんだかシンプルでカンタンな気がいたします♪
というかストレートと言った感じでしょうか
現在、様々な、ボディへ対する“心の解放”へ導く技法がありますね
奥様はフローな状態に導く素晴らしいアロマセラピストさんなのですね!
ちなみにスリーインワンという手法も似ているな~と思いました
筋反射にて過去生の記憶までさかのぼります。
カラダに質問し、答えを得てゆきます
カラダがその答えを出すのです
カラダが様々な記憶をしていることは
自らの体験(パーソナリティを変換した時がありました)に、確認をしました。
わたし というパーソナリティの記憶と情報を
このカラダから理解することが出来たからです
カラダには記憶や情報が刻まれているのです
それにしても『凝り』という…
トリガーポイントみたいなものが心に関与しているとは!
ちなみにわたしの病気の『痛み』は『心の痛み』だとスピリットは言っていましたし、わたし自身も納得でした
痛みも、凝りとまた似たようなものなのかもしれません
心の凝りはカウンセリングで
カラダの凝りはマッサージで
両方からアプローチできたらいいなと思いました。
どちらからアプローチするのが有効かはケースバイケースだからです
でもカラダからのアプローチがなんだかシンプルでカンタンな気がいたします♪
というかストレートと言った感じでしょうか
現在、様々な、ボディへ対する“心の解放”へ導く技法がありますね
奥様はフローな状態に導く素晴らしいアロマセラピストさんなのですね!
Posted by ミワ子 at 2010年04月01日 23:04
ミワ子さん、こんばんは。
「心の凝りはカウンセリングで
カラダの凝りはマッサージで」
確かに両方とも必要ですね・・・。
「心の凝りはカウンセリングで
カラダの凝りはマッサージで」
確かに両方とも必要ですね・・・。
Posted by ゲゲゲのしげたん
at 2010年04月02日 18:52

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