2009年12月12日

癌は心の鏡

『NPO法人・ガンの患者学研究所』代表の
川竹文夫氏が
NHK在籍中に制作された番組・・・

『人間はなぜなおるのか
 第1話「絶望からの生還」
 第2話「心がガンを治した」
 第3話「イメージの治癒力(海外編)」』


通常、TV番組や映画では、
癌の患者さんは必ずと言っていいほど
最後には亡くなってしまうものですが、
この番組はそうではなくて、
ガンの患者さんたちが最終的にはガンを自然退縮させて
完全に治癒してしまうという、
奇跡、感動のドキュメンタリー番組です。

矢山クリニックでは、
この番組をガン患者さんに観ていただくよう
お薦めしているのですが、
ただ観るだけではなくて、どうせ観るなら
番組の内容を心に刻み付け、
実行に移し、
ガンの自然退縮の先輩たちと同じ体験をしていただくため、
10回観るごとに感想文を書き、
それを10回繰り返すという、
『ビデオ100回行』を励行しています。

既に多くの患者さんから
素晴らしい感想文が寄せられているのですが、
昨日、とても感動的な感想文が寄せられましたので、
ご本人(40歳女性、乳癌の患者さん)の了承を得て、
ここにご紹介したいと思います・・・。
『癌は心の鏡。癌によって気付かされたこと』

私は今回の入院で癌治療は2回目となります。
1回目は切除をし、抗癌剤を使い、副作用に耐えました。
その後ホルモン療法になり、
特に副作用がなかったので
これまで通りの生活を続けることができました。
ホルモン療法の5年が終わり、ほっと一息ついた7年目に
転移が見つかりました。
10年経てば安心と言われ、
あと少しだと思っていたところで、とてもショックでした。
でも体調はこれまでと変わらず、生活ができていたので、
大丈夫だろうという甘い考えがありました。
再びホルモン療法を行い、効果がなければ抗癌剤を使うという
治療方針が決まり、治療を再開したところで、
こちらの矢山クリニックに入院することになりました。
それまでの私は、病院で指示されたことをただ行い、
なんとなく食べる物が悪かった、
ストレスがたまっていたのかもと考えるだけでした。
言われたことをやっていれば治るだろうと考えていました。
つまり病気は病院が治してくれると思い、
根本的な原因には気づいていなかったのです。
矢山先生から病気についての説明があり、
具体的に体に及ぼす影響を教えていただきました。
その中で、私にとっての一番の原因は
ストレス=物事のとらえ方、心の持ち様だと気付かされました。
何かをする時、うまくできるか、失敗しないか、
相手と比べて、自信が持てず、相手の反応を気にして
思ったことが言えなかったり、
失敗したくない、自信がないから相手に依存し、
うまくいかないと人のせいにしたり。
そうなると、日常の中で、不平や不満、ぐち、泣き言が
どうしても出てしまいます。
「なんで」「だって」ばかりで、早く楽になりたいと
逃げることばかり考えていました。
家族に対しても不満が多く、
心の底から感謝することはしていませんでした。
そして、なんで私が癌にならなきゃいけないのという怒りと
これからどうなるのか、治らないのかという
不安と恐怖を感じていました。
こんな自分が嫌で、こんな自分ではだめだ、
自分を変えたい、変わらなきゃという思いもずっと持っていました。

入院する中で、先生のお話や治療への思い、
スタッフの皆さんの温かい看護、
患者の皆さんのお話やビデオ、本から大事なことに気付かされました。
私の癌は仕事や人のせいではなく
不平や不満から自分が作り出したものなんだ。
自分が感じていたストレスは、
逆に私が与えていたストレスであったこと。
癌はやっかいなものとして、
自分の中で受け止めることをせずに無関心であったこと。
自分の生き方が癌を作り出していたこと。
そして心が変われば癌を治すことができる、
癌では死なないということが分かりました。

そこでまず始めたのは「あいうえお言霊」と感謝の心を持つことです。
食事の時、治療をしてもらう時、朝日を見ても、月を見ても、
言える時は「ありがとうございます」と言いました。
言霊をやると、マイナス言葉を言わないようにしようと
心がけるようになりました
(カウンターをリセットしないように)。
するといつまでもくよくよしたりイライラしたりしなくなるのが
わかりました。
また、今まで感謝することがあまりなかったことにも気付き、
家族にも意識して言うようになりました。
少し優しくなれたような気がします。

そして癌に対しても「ありがとう」の思いを持てるようになりました。
先生からは
「癌は体の毒を集めてくれるんだから、
 ありがとうと感謝すればおとなしくなるよ」

と教えていただきました。
「もともとは体の中の細胞なのだから、
 他の細胞と仲良くしておとなしくなるんだよ。
 体の悪いものを集めてくれてありがとう。」
と声をかけるようにしています。
何よりも癌になったことで、自分の生き方に気付き、
少しでも自分を変えるきっかけを与えてくれたことに感謝したいです。
また、矢山クリニックと出会い、先生方やスタッフの皆さん、
患者さんと出会えたことにも感謝します。
本当にありがとう。

もうすぐ退院しますが、
再び色々な環境やストレスのにさらされることになると思います。
でも、常に感謝の心を持ち、うまくコントロールしながら
付き合っていきたいと思います。
私にとって「癌は心の鏡」です。
”感謝”と”癌は治せる”という思いで、
癌と対話しながら体と心の状態を見ていきます。
1ヶ月半という短い入院でしたが、
先生方とスタッフの皆さんの温かさに、心も体も癒されました。
私の人生の貴重な時間となりました。
もっともっと心も体も元気にして、周りの人にたくさん感謝し、
この体験を何かの形で活かしていきたいです。

本当にありがとうございました。



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Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)代替療法
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