2010年04月16日

がん代替療法

ある日の朝礼時、
スタッフに、NHKで・・・

『がんの代替療法』

・・・に関する番組が放送された話を聞きました。

『おお~、NHKも代替療法の特集を行うようになったか・・・。
 時代も変わってきたな・・・。』
happy02

・・・などと喜んでいたのですが、
聞くところによると、その番組の内容は、
実は代替療法に関して
どちらかというと批判的な内容であったとのことでした。

少々氣になったので、
後で調べてみると、その番組は、
3月20日(土)午後10時30分から放送された・・・

『追跡! A to Z』

『どう向き合う? がん“代替療法”』

・・・だったようでした。

『藁にもすがる思いの「がん患者」が利用する「代替療法」。
 しかし、嘘の情報を信じて手遅れになるケースも
 
 「がん代替療法」と、どう向き合うか?』


私も知らなかったのですが、
調査によると、
がん患者の実に2人1人が何らかの『代替療法』を行っており、
その市場規模1兆円にも及んでいるのだそうです。

そのため、
『癌が治る』を謳い文句に、
金儲けを企む悪質な業者も後を絶たないようなのです。

患者さんやそのご家族も、
西洋医学的治療だけでは不安で、
どの代替療法を選んでいけばいいのか分からず、
ほとんど手探り状態にあるということでした。

『癌が治る』という情報を信じ、
通常の西洋医学的治療をやめてしまった結果、
患者が死亡してしまったという事件も実際に起きているようです。

『波動ビジネス』の話が思い出されます・・・。)

そのため、
厚生労働省も代替療法を見極める仕組みを作るプロジェクトを発動し、
『がんの代替医療の科学的検証に関する研究』班が中心となって
様々な代替療法の効果を科学的に検証されています。

『西洋医学的療法』一辺倒のスタイルを反省し、
『代替療法』を頭ごなしに否定せずに
一応は科学的に検証し、
効果があれば治療に採用しようという気運が高まってきたことに関しては、
一定の評価が得られると思います。

矢山クリニックは・・・
ホロトロピック・センターであり、
西洋医学的療法だけでなく、
東洋医学的療法、代替療法なども幅広く併用する、
『ホロトロピック医療』という『統合医療』を行っています。

西洋医学一辺倒ではいけないし、
東洋医学、代替療法を妄信してはなりません。

要はバランス。

視点、抽象度を上げて、
俯瞰的に、曼荼羅的に物事を捉えることが、
医療を行う側も、受ける側も、
必要だと思います。

賛否両論だとは思いますが、
私は基本的には西洋医学をベースに、
必要に応じて東洋医学、代替療法を併用するというスタイルが
最も現実的で効果的であると考えています。


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Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)代替療法
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