2010年07月13日

『EQ』と『実存的変容(ホロトロピック・チェンジ)』

『知能指数(IQ)』なんかよりも、
もっともっと大切で重要な指標、
それは、自分自身や他者の感情を知覚する能力
さらに自分の感情をコントロールする知能を表わす指標である・・・

『心の知能指数(EQ)』

・・・です。

この能力の高低は、
日々臨床の現場にいて
医療を行う側も、
医療を受ける側にも、
非常に重要な意味を為していることを痛感します。

医療を受ける側の方々の・・・

『実存的変容(ホロトロピック・チェンジ)』

・・・の達成の度合いは、
実はEQを用いて、
ある程度評価することができます。

自らの自然治癒力を呼び覚まし、
自分の病気を治癒させていく過程において、
自分の感情的な浄化、コントロールを行っていくことは、
欠かせない必須の条件となります。

EQは、
自分と他人の感情を取り扱う力の指標。

そしてその領域は、
大きく5つに分類されているようです。

その領域とは・・・
1. 情動の認知
  
  自分の情動、感情を知る。
  すなわち、セルフ1の自分勝手な言い分を
  冷静に、客観的に観察し、
  その感情に任せた行動を選択しないよう、
  セルフ3を育てていかなくてはなりません。

2. 感情の制御

  人間は不完全な存在です。
  不適切な感情が発生してしまうのは
  ある程度は仕方のないことです。
  その感情をコントロールするのも、セルフ3の仕事です。

3. 自分への動機づけ

  『内発的動機』を思い出し、
  自分のパワーの源にしてしまう力です。

4. 他人の感情の認識

  『人間』は、『人と人の間』の関係性があって
  はじめて『人間』となります。
  他人の感情の動きを認識できないうちは、
  実は人間とは言えません。
  
5. 人間関係の取り扱い

  『人間関係こそが、この世の最大の修行である』

  ・・・と仰った方がいらっしゃるとか。
  
  (けだし、名言・・・!!)happy02
  
  自分の感情を知り、
  他人の感情を知り、
  その最適解をいかに導き出すか、
  それがいわゆる『この世』における人生の醍醐味と言えるでしょう。

EQは、
その存在を知り、理解し、実行することにより
どんどん向上させることができます。

これをいかに医療の現場に応用するか、
治療の一環としてどのように組み込んでいくかが
我々の今後の課題です・・・。


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Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)代替療法
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