2010年06月28日
ヘミシンク
先日、病棟副主任に・・・
「先生のストレス解消は何ですか・・・?」
・・・と聞かれました。
「ん?
ストレス解消・・・???」
私はここで答えに詰まってしまいました。
つい最近まで、私のストレス解消はズバリ・・・
『酒』
・・・でした。
毎日、夜9時頃帰宅し、風呂
に入り、
風呂上がりにエビス・ビールを1本飲んで、
食事の際にもう1本飲んで、
最後にもう1本飲みながら本を読んだり勉強したりして就寝
・・・
・・・というのが私の日課になっていたのですが、
あることがきっかけで、
ほとんど酒が飲めなくなってしまったのでした。
これには我ながらびっくりしていて、
今でも少々戸惑っています・・・。
正直に告白すると、
私は以前、喫煙
の習慣がありました。
しかし、氣功をはじめて間もなく、
ある日突然、煙草が不味くなって吸えなくなってしまいました。
ちょうど、その時と同じような感覚です。
実は、『ムカデ恐怖症』が治ってしまったのを自覚したのと、
この酒が飲めなくなってしまったのはつい最近、同時期。
そのきっかけ、原因とは・・・
「先生のストレス解消は何ですか・・・?」
・・・と聞かれました。
「ん?
ストレス解消・・・???」

私はここで答えに詰まってしまいました。
つい最近まで、私のストレス解消はズバリ・・・
『酒』

・・・でした。
毎日、夜9時頃帰宅し、風呂

風呂上がりにエビス・ビールを1本飲んで、
食事の際にもう1本飲んで、
最後にもう1本飲みながら本を読んだり勉強したりして就寝

・・・というのが私の日課になっていたのですが、
あることがきっかけで、
ほとんど酒が飲めなくなってしまったのでした。
これには我ながらびっくりしていて、
今でも少々戸惑っています・・・。

正直に告白すると、
私は以前、喫煙

しかし、氣功をはじめて間もなく、
ある日突然、煙草が不味くなって吸えなくなってしまいました。

ちょうど、その時と同じような感覚です。
実は、『ムカデ恐怖症』が治ってしまったのを自覚したのと、
この酒が飲めなくなってしまったのはつい最近、同時期。
そのきっかけ、原因とは・・・
どうも・・・
『ヘミシンク』
・・・のようです。
『ヘミシンク(Hemi-Sync)』とは、
音響による加速学習や睡眠学習の研究者、
モンロー研究所の創設者、ロバート・モンロー氏が開発した音響技術。
大脳半球を意味する『Hemispheric』の『Hemi』と、
同調(シンクロ)を意味する『Synchronization』の『Sync』を
組み合わせた言葉です。
人間の『意識状態』と『脳波』には
密接な関係があることが明らかにされていて、
以下のように分類されます。
β(ベータ)波: 15~24Hz 覚醒状態
α(アルファ)波: 8~14Hz リラックス、軽い瞑想状態
θ(シータ)波: 4~7Hz 深いリラックス、深い瞑想状態、
浅い睡眠状態
δ(デルタ)波: 1~3Hz 深い眠りの状態
脳には
一定のリズムの刺激に対して
脳波が同調するという面白い性質があります。
そこで、深いリラックスの状態を意図的に作り出すためには
4~7Hzの音を聴かせればよいということになりますが、
人間の耳に直接聞こえる音は
実は40~60Hz以上の音であり、
通常、4~7Hzの音を聴くことはできません。
しかし、20世紀のはじめ、
ジェラルド・オスター博士によって発見された・・・
『バイノーラル・ビート(Binaural Beats)』
(両耳性うなり)
・・・という手法により、それが可能となりました。
『バイノーラル・ビート』とは、
左右の耳からそれぞれ違う周波数の音を聞かせて、
その周波数の差を脳内で発生させ、
その周波数に脳波を同調させるという手法。
例えば、左の耳から110Hzの音を、
右の耳から100Hzの音を聞かせた場合、
頭の中に、10Hzの『うなり音』が発生し、
脳波が10Hzのα波にチューニングされ、
意図的にリラックス状態に導くことができるのです。
モンロー氏はそれをさらに改良し、
左右の脳を刺激し、脳全体を特定の周波数へと導き、
深くリラックスした状態、睡眠、
瞑想、知覚の拡大した状態、至高体験などの
様々な変性意識状態を意図的に作り出すという
特殊な音響技術・・・
『ヘミシンク』
・・・を完成させたのです。
『ヘミシンク』は、一般的には
いわゆる『体外離脱(OBE)』のみが
大きくクローズ・アップされているようですが、
(私自身、つい最近まで・・・
『体外離脱してもなぁ・・・。』
・・・という、誤解がありました。)
その本質は、様々な『変性意識状態』を
意図的に作り出すことができるという点にあります。
『体外離脱』は、その『変性意識状態』が生み出す
数多くの体験の1つにしか過ぎません。
私も、『ヘミシンク』を聴いて
深い変性意識状態を体験することによって
自分を客観的に観察することができ・・・
『「怒り」というトラウマを埋めるために、
俺は酒を好んで飲んでいたんだな・・・。』
・・・ということを認識して以来
酒がほとんど飲めなくなってしまったり、
中学生時代からのトラウマ、
『ムカデ恐怖症』が治ってしまったり、
他にも色々と面白い体験をし続けています。
『ヘミシンク』が持っているポテンシャルは、
『アロマ』同様、実に高いのではないかと考えています。
臨床に応用できるよう、
今後、研究を重ねていきたいと思います・・・。
『ヘミシンク』
・・・のようです。
『ヘミシンク(Hemi-Sync)』とは、
音響による加速学習や睡眠学習の研究者、
モンロー研究所の創設者、ロバート・モンロー氏が開発した音響技術。
大脳半球を意味する『Hemispheric』の『Hemi』と、
同調(シンクロ)を意味する『Synchronization』の『Sync』を
組み合わせた言葉です。
人間の『意識状態』と『脳波』には
密接な関係があることが明らかにされていて、
以下のように分類されます。
β(ベータ)波: 15~24Hz 覚醒状態
α(アルファ)波: 8~14Hz リラックス、軽い瞑想状態
θ(シータ)波: 4~7Hz 深いリラックス、深い瞑想状態、
浅い睡眠状態
δ(デルタ)波: 1~3Hz 深い眠りの状態
脳には
一定のリズムの刺激に対して
脳波が同調するという面白い性質があります。
そこで、深いリラックスの状態を意図的に作り出すためには
4~7Hzの音を聴かせればよいということになりますが、
人間の耳に直接聞こえる音は
実は40~60Hz以上の音であり、
通常、4~7Hzの音を聴くことはできません。
しかし、20世紀のはじめ、
ジェラルド・オスター博士によって発見された・・・
『バイノーラル・ビート(Binaural Beats)』
(両耳性うなり)
・・・という手法により、それが可能となりました。
『バイノーラル・ビート』とは、
左右の耳からそれぞれ違う周波数の音を聞かせて、
その周波数の差を脳内で発生させ、
その周波数に脳波を同調させるという手法。
例えば、左の耳から110Hzの音を、
右の耳から100Hzの音を聞かせた場合、
頭の中に、10Hzの『うなり音』が発生し、
脳波が10Hzのα波にチューニングされ、
意図的にリラックス状態に導くことができるのです。
モンロー氏はそれをさらに改良し、
左右の脳を刺激し、脳全体を特定の周波数へと導き、
深くリラックスした状態、睡眠、
瞑想、知覚の拡大した状態、至高体験などの
様々な変性意識状態を意図的に作り出すという
特殊な音響技術・・・
『ヘミシンク』
・・・を完成させたのです。
『ヘミシンク』は、一般的には
いわゆる『体外離脱(OBE)』のみが
大きくクローズ・アップされているようですが、
(私自身、つい最近まで・・・
『体外離脱してもなぁ・・・。』

・・・という、誤解がありました。)
その本質は、様々な『変性意識状態』を
意図的に作り出すことができるという点にあります。
『体外離脱』は、その『変性意識状態』が生み出す
数多くの体験の1つにしか過ぎません。
私も、『ヘミシンク』を聴いて
深い変性意識状態を体験することによって
自分を客観的に観察することができ・・・
『「怒り」というトラウマを埋めるために、
俺は酒を好んで飲んでいたんだな・・・。』

・・・ということを認識して以来
酒がほとんど飲めなくなってしまったり、
中学生時代からのトラウマ、
『ムカデ恐怖症』が治ってしまったり、
他にも色々と面白い体験をし続けています。

『ヘミシンク』が持っているポテンシャルは、
『アロマ』同様、実に高いのではないかと考えています。
臨床に応用できるよう、
今後、研究を重ねていきたいと思います・・・。
Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(5)
│代替療法
この記事へのコメント
僕も、先輩に勧められ矢山先生のビデオで気功を始めてから、煙草をやめました。その後、毎日日本酒を2合~3合のんでたのですが、まずくなり、ビールもまずくなって一時期酒をやめてたのですが、知人からいただいた、焼酎がおいしくて湯割でのんでいましたが、今は、カンチュウハイがうまいです。 ところで、ヘミシンクなのですが、2500円くらいのCDを聞いても、重田先生のような効用はあるのでしょうか。いいのがあれば教えてください。
Posted by シン at 2010年06月28日 22:57
シンさん、こんにちは。
実は私も研究者しはじめたばかりで、
あまり偉そうなことを言える立場ではありません・・・。
しかし話によると、
充分に効果があるとは聞いています。
一緒に研究しましょう・・・!!
実は私も研究者しはじめたばかりで、
あまり偉そうなことを言える立場ではありません・・・。
しかし話によると、
充分に効果があるとは聞いています。
一緒に研究しましょう・・・!!
Posted by ゲゲゲのしげたん
at 2010年06月29日 14:24

はじめまして。しげたん先生!
実は自分はまだ学生なのですがホロトロピック医学に興味があります。
元々家系的に漢方薬を扱ってきたので自分もその道へ進むべく精進しておりますが
最近ひょんなことでヘミシンクというものについてひとつの疑問をもっています。
ヘミシンクはバイノーラルビートを用いて意図的に脳波を…脳の神経繊維を興奮させるものだと了解していますが、その認識は正しいでしょうか?
もしそうだとすると、人間の意図的な(勝手な)神経興奮はホメオシスタスを混乱させたりするような恐れは無いのでしょうか?
脳内の神経物質の分泌バランス等が崩れる恐れもありそうで正直、恐怖感を持っています。
友人は面白いからと使っていますが、幼い(小学生)彼の兄弟にまで使わせているので老婆心ながら心配しています。
できれば見解をお願いします。
実は自分はまだ学生なのですがホロトロピック医学に興味があります。
元々家系的に漢方薬を扱ってきたので自分もその道へ進むべく精進しておりますが
最近ひょんなことでヘミシンクというものについてひとつの疑問をもっています。
ヘミシンクはバイノーラルビートを用いて意図的に脳波を…脳の神経繊維を興奮させるものだと了解していますが、その認識は正しいでしょうか?
もしそうだとすると、人間の意図的な(勝手な)神経興奮はホメオシスタスを混乱させたりするような恐れは無いのでしょうか?
脳内の神経物質の分泌バランス等が崩れる恐れもありそうで正直、恐怖感を持っています。
友人は面白いからと使っていますが、幼い(小学生)彼の兄弟にまで使わせているので老婆心ながら心配しています。
できれば見解をお願いします。
Posted by qed at 2010年07月02日 23:12
qedさん、こんにちは。
ホメオシスタスが混乱することは、
今のところないように思います。
ただ、現実世界にしっかり立脚するという、
「グラウンディング」がないと、
精神に変調を来す可能性はあると思うので、
万人に安全かというと、そうとは言えない面は
あると思います。
恐怖感がある間は、
使用しない方がいいかもしれません。
小学生の使用は、
まだグラウンディングが未成熟ですので、
個人的には中止した方が良いと思います。
ホメオシスタスが混乱することは、
今のところないように思います。
ただ、現実世界にしっかり立脚するという、
「グラウンディング」がないと、
精神に変調を来す可能性はあると思うので、
万人に安全かというと、そうとは言えない面は
あると思います。
恐怖感がある間は、
使用しない方がいいかもしれません。
小学生の使用は、
まだグラウンディングが未成熟ですので、
個人的には中止した方が良いと思います。
Posted by ゲゲゲのしげたん
at 2010年07月03日 14:25

お返事ありがとうございました。
グラウンディングが大切なのですね。
やはり何事も初期段階で学ぶことがとても大切な事が多いのだなあ。と
個人的な感想をもちました。
小学生の使用はできれは辞めた方がいいよ。
と友人に助言しておこうと思います。
ありがとうございました!
グラウンディングが大切なのですね。
やはり何事も初期段階で学ぶことがとても大切な事が多いのだなあ。と
個人的な感想をもちました。
小学生の使用はできれは辞めた方がいいよ。
と友人に助言しておこうと思います。
ありがとうございました!
Posted by qed at 2010年07月06日 01:12
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