2008年05月05日

たとえそれでもテレビを観る。

矢山利彦先生の語録に、
「テレビは観たらいかん。」
「ニュースは観たらいかん。」

という言葉があることは、先日紹介しました。

が、実は私はちょっと考え方が違います・・・。

テレビの情報ニュースの情報は、
確かに扇動的で扇情的で
軽い話題、暗い話題が多いものですが、
それを否定してはいけないような気がするのです。
そういうものから目を背けないで、
現実は現実として、しっかりと見つめて受けとめないと・・・。

『皆はそう考えるかもしれないが、自分はこう考える・・・』

『皆はそう行動するかもしれないが、自分はこう行動する・・・』


自分というものがしっかりしていれば、
自己がしっかりと確立していれば、
霊的に自律していれば、
魂的に自律していれば、
たとえネガティブな情報が入ってきたとしても、
動じることはありません。

かえって、ネガティブな情報が入ってきたときに、
その魂の自律度が試されます。

コロっと洗脳されてしまうのか・・・。
そこからまた何かを学ぶのか・・・。
その闇のような情報の中からも
光を見出すことができるのか・・・。
それでも感謝の心を保ち続けることができるのか・・・。

テレビやニュースから流れてくるネガティブな情報は、
自分の魂の自律度を試す、絶好の機会だと思うのです。

小林正観さんの言葉に・・・
『淡々と「事実」があるだけ。
 そう思う「心」があるだけ。
 ただ自分がどう受けとめるかだけ。』
という言葉があります。

これは仏教色即是空空即是色をわかりやすく表現した言葉であるとのことです。

結局、自分がどう考えて、どう行動するかだけなんですね・・・。


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Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 11:44│Comments(2)生き方
この記事へのコメント
テレビを持たない生活を始めて2年ちょっとになりますが、他のところでふと目にするテレビで必要な情報に出逢えたりしています^^。

目を背けたくなることもたくさんある世の中ですがしっかり見つめて、「自分はどんな世界を創りたいのか」を忘れないようにしています。

人生のドラマに悪役の人がいてくれるからたくさんの氣づきがあるけれど、みんなで氣づいて、悲しいドラマは卒業したいです。
Posted by 友紀@笑顔の贈り物 at 2008年05月05日 22:17
友紀さん、コメントありがとうございました。

悲しいドラマは早く卒業して、
楽しいドラマを創りたいものですね。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2008年05月06日 10:26
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