2009年01月20日

タミフル耐性インフルエンザ

今シーズン(平成20~21年)も、
インフルエンザ特効薬として知られている
オセルタミブル(商品名タミフル)に対する耐性を持つ
インフルエンザ・ウイルスが日本で確認され、
その調査の中間報告が、
国立感染症研究所より公表されました。

それによると・・・

1.都道府県11ヵ所より採取した、
 今シーズンのインフルエンザ・ウイルス(Aソ連型A/H1N1)の
 35株中、34株97%)より、タミフル耐性ウイルスが検出された。

2.このウイルスは、昨シーズン、
 ヨーロッパを中心に出現した北欧系統のウイルスと同じであった。

3.今シーズンのワクチン株類似株であるため、
 予防ワクチンの効果は期待できる。

4.インフルエンザに有効な、もう1つの薬剤、
 ザナミビル(商品名リレンザ)に対する耐性は認められていない。

5.今シーズン確認されている他のインフルエンザ・ウイルス、
 A/H3N2A香港型)、B型)には
 タミフルが有効である。

6.このタミフル耐性インフルエンザの病原性は、
 従来のインフルエンザと同程度である。

・・・などが明らかにされています。

報道によると、
タミフル耐性インフルエンザの集団感染が、
横浜市内で発生していたことが、
横浜市衛生研究所の調査で判明しました。

また、東京の病院では、
職員入院患者100人にインフルエンザの集団感染が発生し、
死亡例も出ている事が報道されていますが、
この集団感染を引き起こしたウイルスは
『Aソ連型だったようで、
このウイルスもタミフル耐性であった可能性が指摘されています。

正直なところ、
一般的に、
日本におけるインフルエンザの治療は、
『タミフル』頼みになっている所がありました。

インフルエンザには、リレンザという、
もう1つの特効薬も存在しますが、
インフルエンザは非常に変異しやすいウイルスですので、
いずれこの薬剤にも耐性のあるインフルエンザが出現することが
予想されます。

インフルエンザに対する新薬の研究が日夜行われていますので、
将来、タミフルやリレンザ以外にも、
インフルエンザに有効な薬剤が登場するでしょうが、
インフルエンザはいずれそれらの薬剤にも耐性を獲得してしまう
可能性があります。

しかし、戦々恐々face08する必要はありません。

西洋医学以外にも、
インフルエンザに有効な治療法は、世界中に存在しているからです・・・。

矢山クリニックは・・・
『内科』『小児科』のような西洋医学以外にも、
東洋医学、代替医療、波動医療などを幅広く採り入れた
『代替療法科』が存在します。

たとえ、『タミフル』や『リレンザ』に耐性を持つような
インフルエンザが出現しても、
数々のホロトロピックなアプローチにより対応できるよう、
準備をしています。


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Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(4)西洋医学
この記事へのコメント
A型がまわりでも流行ってきました。
予防注射しててもかかるみたいですね・・・・・

かからないことを祈るのみ・・^^;
Posted by elizaeliza at 2009年01月20日 19:21
お尋ねいたします。

A型インフルエンザには、タミフルは効果がないと耳にしましたが、本当のところは
どうなんでしょうか・・・
Posted by メグmama at 2009年01月20日 20:42
elizaさん、こんにちは。

予防接種は完全ではありませんし、
問題点もあります・・・。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2009年01月21日 14:33
メグmamaさん、こんにちは。

タミフルは、A型インフルエンザに効果がありました。

少なくとも、去年までは・・・。

今年のA型インフルエンザは
タミフルが効かないタイプと考えて
対処したほうが方が良いと考えられます。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2009年01月21日 14:37
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