2009年11月18日

ドリーム・キラー

最近、脳機能学者苫米地英人氏の著書にハマっています。

苫米地氏の著書は、以前より書店でもよく並んでいて、
内容自体は興味がすごくあったのですが、
何故か手に取って読むことはありませんでした。

以前、歯科で働いていたドクターが
『ホロトロピック・クラブ 氣功リーダー研修会』
『脱洗脳』をテーマに講演された時も、
苫米地氏の著書が参考文献になっていたのですが、
それでも何となく読む気がしなくて放ったらかしにしていました。

最近、子供たちが通う某児童教室の先生(創造人K氏)に薦められて
ようやく読む気になり、読んでみたところ・・・

『おおっ、
 「未来イメージ療法」の理論的裏付けとなるような情報が
 満載ではないか・・・!!』

・・・ということに気が付きました。

また、我が朋友『ごん爺』もお薦めとあらば、
これはもう読むしかない。

・・・ということで、
苫米地氏の著作群を片っ端から読んでいます。

苫米地氏に学んだ概念の1つに、
『ドリーム・キラー』というものがあります。

『ドリーム・キラー』とは、
『夢を潰す人』『夢を壊す人』のこと。

折角抱いた目標を・・・

「君にはそんな能力はない」

・・・と一刀両断で潰し
未来に向かう能力を否定
さらに余計なことに
自己イメージを下げてくれる人物たちのことで、
特に日本では学校の先生両親である事がほとんど。

苫米地氏によると・・・

基本的には自分自身の言うことにだけ耳を傾けるべきで
安易に他人の言うことを聞いてはいけないし、
特に『ドリーム・キラー』の言うことは、まず無視すべし。


・・・とのことでした。

そういえば・・・
私にもかつてドリーム・キラーが存在したことを思い出しました。

高校時代の担任の先生で、
三者面談の際に
私が医学部に入学したいと発言した直後・・・

「わはは・・・。
 君には無理だ。」


・・・と全否定

私は当時から反骨精神旺盛だったもので、ここでも・・・

『プチッ・・・』face09icon08

・・・と来まして、それから真剣に勉強するようになりました。

その時の担任の先生は形式的には『ドリーム・キラー』だったのですが、
結果的には私にとって『ドリーム・メーカー』になってくれたようで、
今ではすごく感謝しています。face02

まぁ、これも『心ひとつの置きどころ』なんでしょうね・・・。

さて、最強・最後のドリーム・キラーは実は他人ではありません。
それは、自分自身の心の中に存在しています。

変わりたくない自分、
何かに甘えていたい自分、
楽をしたい自分・・・。


自分自身の『ドリーム・キラー』を倒しさえすれば、
外部の『ドリーム・キラー』は『ドリーム・メーカー』になり得るようです。

話は変わりますが・・・
患者さんに対する医師の・・・

「あなたの❍❍病は治りません。」

・・・という発言は、
病気を治したい患者さんにとっては『ドリーム・キラー』になってしまいます。

(この医師の発言は、正確には・・・

 「あなたの❍❍病は、私には治せません。」

 ・・・であるべき。)

『医師は、患者さんにとって「ドリーム・キラー」になってはならない』

そんなことも考えてしまう、今日この頃です・・・。


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Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(8)生き方
この記事へのコメント
しげたん先生☆こんばんは!

子供の頃、私の周囲には「ドリームキラー」がうよいよいました。
両親が最強の存在でした。

しげたん先生のように良い意味で反骨精神のある人であれば、「ドリームメーカー」に変えることもできるのでしょうが、私はとても弱かったのです。

長い間とても苦しみました。自分に対して肯定的になれなくて。

この年齢になって、いろいろな出会いがあり、そのおかげで、子供の頃からの呪縛からようやく解き放たれることができました。随分長くかかってしまいましたが、ともかく、生きているうちに変わることができて良かったと思います。
Posted by kei at 2009年11月18日 20:12
kei さん、こんばんは。

子供のころからの呪縛から解放されて
本当に良かったですね・・・。

後は、自分自身がドリーム・キラーに
なってしまわないようにご注意ください・・・。

(私も人のことは言えませんが・・・)
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2009年11月19日 21:26
しげたん先生 おはようございます(^^)

昨日、また病院に行ってきました。
「うちの人、先生に『いいですか、あと○ヶ月なんですよ。わかっていますか?』と言われて、『はい、○ヶ月ですね。』」って、動揺するでもなく、泣くでもなく、普通に答えているのよ。もう覚悟決めてるからいいんだって。でもね・・先生が病室を出た後、『うそでもいいから「良くなるよ。」って言ってほしかったなあ』って、言うの。。。」と、友人。
しげたん先生のこの記事、、、思いました。
科学的データーを駆使して出したことと思いますが、、主治医の先生からの余命宣告は、友人のご主人様にとっては、「ドリーム・キラー」。。。(涙)
科学的データーから推し量ると、余命はこのような傾向にあるということで、個々人の「最期の時」は、人智を越えたいわば神の領域にあるのではないでしょうか・・・。

主治医の先生は私もお世話になった先生です。階段を上っていかれる先生の後ろ姿が、なんだか寂しく感じられました。。。S先生も苦しまなければいいなあ・・・と思いながら帰ってきました。


しげたん先生 記事、メメント・モリしながら書いてくださっているんだなあ・・・いつも思いながら、読ませていただいています。
この記事には、いつもより強い気魄と慈しみ・・・感じます。
生死に立ち会うお医者様も、どうぞ救われますように・・・(涙)
いつもありがとうございます☆   (^^)
Posted by しいちゃん at 2009年11月20日 09:50
しいちゃん、こんにちは。

人さまの生き死には、
仰るように人智を超えています。

医師の言う「余命❍ヶ月」は、
あくまでもその時点での予想に過ぎず、
正直当てになるものではありません。

医師自身がそのことを深く理解すれば
患者も医師も苦しまなくて済むようになると思います。

そいう時代がもうすぐ訪れることを願ってやみません・・・。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2009年11月20日 15:22
こんばんは、お元気様です。

 Charというミュージシャンの曲にDream menderという曲があります。Dream breakerに対してDream menderです。

 歌詞の意味は解らないんですが、なんだかいい響きで気に入ってます。

 KillerやBreakerがいるなら、menderも必要なはずです。

 それになれれば幸せです。
Posted by アルコンテ at 2009年11月21日 00:44
アルコンテさん、こんばんは。
お元氣さまです。

『Dream mender(夢の修繕者)』ですか・・・。

素敵な言葉ですね。

私もDream menderを目指します・・・!!
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2009年11月21日 17:53
勇気づけられました。
ありがとうございます。
Posted by 木本恵 at 2010年04月13日 08:39
木本さん、こんばんは。

コメント、ありがとうございます。

皆さまのコメントに、
私も勇気づけられます。
Posted by ゲゲゲのしげたんゲゲゲのしげたん at 2010年04月15日 20:52
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