ゲゲゲのしげ爺　ほりほりずむ宣言

最近、兵庫県姫路市の教育委員会が、
市内の小学校に対し、
給食の紙パック牛乳を・・・

『ストローで飲むように』

・・・と指示を出したということを聞きました。

実は、それまで姫路市の8割の小学校では・・・

『ストローは、ゴミになる』

『環境に悪影響を与える』

『環境保護、環境教育につながる』

・・・ということで
児童に対し、
直接牛乳パックに口をつけて飲むように指導していたのだそうです。

これに対し、保護者などから・・・

『マナーが悪い』

『不衛生である』

『教育上、悪い』

・・・という反発の声が挙がっていたようで、
それに教育委員会が応じたようです。

新学期が始まり、
現在、姫路市では牛乳パックにはストローがもれなくついているようです。

ストローを使うか使わないかは、
全国でも賛否両論のようで・・・

『ストローの減量ごときで、ゴミが減らせる訳がない。
　非現実的。』

・・・という意見もあれば、

『牛乳パックとストローの、ゴミの分別が不要になる。』

『マナーも大事だが、ゴミ削減も大きな問題で、
　意識の向上にはつながる』

・・・という意見もあるようです。

誠に失礼ながら、私、個人的には・・・

『ど、どっちでもいいじゃん・・・！！』

・・・と思ってしまうのですが、
飲み方以前に・・・

『牛乳』は、
確かにカルシウムも豊富だし
栄養価も高いのですが、
あくまでも『牛』の赤ちゃんの食料である『牛乳』を、
違う種である人間が毎日のように定期的に飲む必要性はないし
（牛は歯が生えたら乳を飲まない
　もちろん人間も歯が生えたら断乳し、大人が人乳を飲むことはない。）、
それは不自然なわけで、
さらに自然療法家の間では害悪だとさえ言われています。

最近では
欧米でも『牛乳』に疑問の声が挙がりはじめており、
有害であるというデータもちらほら報告されているようです。

（アレルギーや癌の原因になり得るとして・・・。）

牛乳の『飲み方』以前に、
毎日のように子どもたちに飲ませていいのかどうかを
論争してほしいと思います・・・。

ちなみに、誤解の無いように書いておきますが、
私は『牛乳』が全く必要ないとは思ってはいません。

それによって生計を立てている方々もいらっしゃるわけだし、
『牛乳』はすでに日本の食文化に根付いています。

様々な問題を孕んではいますが、
現時点においては、
厳密な判断基準をクリアした品質の良い牛乳であれば、
嗜好品として時に食す程度であれば問題ないと
私個人的には考えています・・・。