2008年09月16日

ベン・ハーを救ったイエスの言葉

昨日、何気にテレビをつけた所、
NHK BS衛星映画劇場で、
『ベン・ハー』が放送されていました。

『ベン・ハー』は、1959年に制作されたハリウッド映画です。
監督は、名匠ウィリアム・ワイラー
主演は『十戒』『猿の惑星』で有名なャールトン・ヘストン

3時間半の大作で、
制作費はなんと1500万ドル(約54億円)。
全世界で歴史的大ヒットとなり、
興行収入は驚きの7000万ドル(約252億円)
アカデミー賞にて11部門を獲得した、
映画史に残る一大スペクタクル史劇です。

一番の見所は、ユダヤ豪族、主人公ベン・ハー
宿敵、ローマのメッサーラとの対決、
壮絶な戦車競技大会のシーンです。

このシーンは、今観ても、実に凄まじいシーンで、
『CGもなかった時代に、よくこんなシーンが撮れたな・・・』face03
なんて思うほど、度肝を抜かれます。

この映画をはじめて観たのは、
私が中学生の時だったのですが、
私は、実はもう一つの見どころにハマっていたことを思い出しました・・・。

この物語の原題は、実は・・・
『Ben-Hur: A Tale of the Christ』といって、
実は救世主、イエス・キリストの物語でもあります。

映画にも、顔は見えませんが、
要所、要所にイエスが登場します。

この物語は、実は
苦難を受け、復讐の鬼となり、失望し、絶望するなど、
波乱の半生を送ってきた主人公ベン・ハーが、
イエスに救われる話でもあります。

ベン・ハーは、イエスが処刑される際の言葉に衝撃を受け、
救われます・・・。

『神よ…
 彼らをお赦しください。
 彼らは、自分が何をしているのか、
 分かっていないのです・・・。』

私も、当時この言葉には、かなりの衝撃を受けました・・・。

『”汝の敵を愛せよ”とは、こういうことなのか・・・』

中学時代、私は、この映画を観て、
一種の『実存的変容』を起こしたのです・・・。




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Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 20:42│Comments(0)生き方
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