2010年03月24日

生きるとは行動すること

『生きるとは呼吸することではない。
 行動することだ。』


これは、フランス革命に多大なる影響を及ぼした
哲学者・思想家、ジャン=ジャック・ルソーの名言の1つです。

ルソーは、
国王に主権があるのが当たり前であった『絶対王制』の時代に、
人民にこそ主権があるという新しい『国民主権』の観念を打ち立て、
現代の民主主義の進展に大きく貢献した人物として有名です。

(正確には現在は『民主主義』ではなくて『資本主義』ですが・・・。)

矢山利彦院長の語録にも・・・

『何を言ったかではない。
 何を行ったかだ・・・!!』


・・・というものがありますが、
ルソーのこの言葉も・・・

『生きるとはただ発言することではない。
 行動することだ。』

『生きるとはただ考えることではない。
 行動することだ。』

『生きるとはただ食べることではない。
 行動することだ。』


・・・などと言い換えることができると思います。

行動しないと、何も変わらない。
行動すると、何かが変わる。

行動することこそが、
いわゆる『この世』に生きる『意義』のような氣さえしてきます。

…という訳で、
今回はルソーの名言をいくつかご紹介いたします・・・。
『私達はいわば2回この世に生まれる。
 1回目は存在するために、2回目は生きるために。』


あなたは2回目の誕生日を迎えていますか・・・?

『自然は決して我々を欺かない。
 我々自身を欺くのは常に我々である。』


自らの『エゴ心』『傲慢心』に欺かれませんように・・・。

『子供を不幸にする最も手っ取り早い方法は何か知っているだろうか。
 それは、いつでも何でも手に入れられるようにしてやることだ。』


小学校の給食
子どもたちが望む通りのメニューを出したところ、
ファースト・フードお子さまランチになってしまったのだそうです。
こんなことを続けていては、
子どもたちは間違いなく不幸になってしまうでしょう・・・。coldsweats02

『魂にとっての良心とは、
 身体にとっての本能に等しい。』


・・・なるほど、そうかもしれません。

『女は観察し、男は判断する。』

・・・そして女も男も『行動する』です。

『慣習とは反対の道を行け。
 そうすれば常に物事はうまくいく。』


・・・逆説的ですが、仰る通りだと思います。

『過ちを犯すことは恥ずべきことではない。
 むしろその過ちがわかった後も、
 その過ちを改めようとしないで、くり返すのは恥ずかしいことだ。』


・・・スタッフや自分自身に言い聞かせる言葉です。

『理性、判断力はゆっくりと歩いてくるが、
 偏見は群れをなして走ってくる。』


・・・何か笑ってしまいました。happy02
全く仰る通りなので・・・。

『わたしたちは無知によって道に迷うことはない。
 自分が知っていると信じることによって道に迷うのだ。』


・・・肝に銘じたいと思います。

『人を作るのが理性であるなら、人を導くのは感情である』

・・・感情を上手くコントロールすることが大切です。

10歳では菓子に、
 20歳では恋人に、
 30歳では快楽に、
 40歳では野心に、
 50歳では貪欲に動かされる。 
 人間はいつになったら、英知のみを追うようになるのだろうか』


・・・ちなみにルソーは66歳で亡くなっています。
きっと、『英知』を追い続けた人生だったのでしょう・・・。

『死に対する用心深さが死を恐ろしいものにし、死の接近を促進する』

・・・これは全く同感です。
正しい『メメント・モリ』がないと、
この通りになってしまいかねません。
このようなことがないように人々を啓蒙していくのも、
我々ホロトロピック・センターの役目、仕事です。

『忍耐は苦い。
 しかしその実は甘い。』


・・・ルソーも結構、『修行派』だったようです・・・。

『ある真実を教えることよりも、
 いつも真実を見出すには
 どうしなければならないかを教えることが問題なのだ』


・・・これは、中国のことわざ、

『魚を与えれば一日の飢えをしのげるが、
 魚の釣りかたを教えれば一生の食を満たせる』


・・・に似ています。

『人はよくあることには動じない。 』

・・・よくあること、動じないことにこそ、
ヒントが隠されているのかもしれません・・・。

『青年時代は知恵を磨く時であり、老年はそれを実践する時である。』

…老年がいつを指すのかが微妙ですが、
これも行動の大切さを説いた名言ですね・・・。

知恵を磨くのは青年時代まで。
あとは実践、行動あるのみ。

・・・と言った所なのでしょうか・・・。

『ものを知らない人はよくしゃべり、
 よく知っている人はあまりしゃべらない。』


老子の言葉・・・

『言うものは知らず、知る者は語らず。』

・・・と同じですね。
この後・・・

『ただ行うのみ。』

・・・と続くのが矢山流です。

『人民の自由は、国家の強さに比例する。』

・・・日本国民は本当に自由でしょうか?
日本国は本当に強いと言えるでしょうか・・・???


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Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)生き方
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