2008年08月31日

般若心経

『般若心経』は、日本で最も有名なお経です。

わずか300字足らずの本文に、
大乗仏教の心髄が説かれているとされており、
例外はありますが、
数ある仏教の宗派を問わず唱えられており、
また、神道においても用いられることがあると聞きます。

意味は理解できなくても、
唱えたり、
書いたり(写経)したりすれば、
その功徳が得られるということですが、
それだけでは面白くないので、
やはりダブル・コンピューター的に捉え、
気功的に、訓練法として、
論理的に納得し、
感覚的に体得(理感得)した方がいいと思います。

般若心経には、
2人の人物(?)が登場します。

1人観音菩薩(観世音菩薩)

その観音様が、
修行により得た仏教の真髄を、
もう1人の登場人物である
舎利子(シャーリプトラ:お釈迦様の高弟)に、
論理的に、分かりやすく解説していきます。

矢山利彦院長は、
その著書『気の人間学』で、
空海『般若心経秘鍵(はんにゃしんぎょうひけん)』を参考に、
般若心経を料理に例えて解説されています。

(いかにも、職人、実務家、実践者(ジッセンジャー)である
 矢山先生らしい試みです・・・。)

簡単に要約すると・・・

般若心経には
『空』という料理の作り方
その料理のの解説
そして料理を食べた時の効果が書いてあります。

そして、最も重要なのが、
『料理の作り方』であり、
作ったことも、食べたこともない料理の味を
ああでもない、こうでもないと論じても
全然面白くない。face08

気功的に実践して、
『空』の状態を料理のように味わい、楽しみましょう・・・。face02

といったところでしょうか・・・。

そして、般若心経の核心が、
最後の呪文真言マントラ・・・
『羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶』

『ぎゃーてい ぎゃーてい
 はらぎゃーてい はらそうぎゃーてい  
 ぼじそわか』

サンスクリット語(古代インド語)では・・・
『ガティー・ガティー・ 
 パーラガーティー・パーラサンガーティー・ 
 ボウディ・スーヴァーハー』


夏休みの間、
毎朝、次女に般若心経を唱えさせていましたが、
この次女は要領がいいようで、
いつも、この最後の呪文のパートから言い始めて、
それで済まそうとしていました。

娘:「ぎゃーてい ぎゃーてい・・・」

私:「(ジロッと睨んで)・・・最初から言いなさい。」face09icon08

娘:「まか はんにゃ はらみた~・・・」icon10


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Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)生き方
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