2010年03月14日

不幸な人間は・・・

『不幸な人間は、
 いつも自分が不幸であるということを
 自慢しているものです。』
イギリス生まれの論理学者、数学者、哲学者、
バートランド・アーサー・ウィリアム・ラッセル氏の言葉です。

『幸せ』『不幸せ』に関して考えていた際にこの言葉を知り、
少々・・・

『ドキッ・・・!!』coldsweats01

・・・とさせられてしまい、
ラッセル氏に興味を持ちました。

(バートランド・ラッセル氏の祖父、ジョン・ラッセル氏は、
 幕末、薩摩藩とイギリスが戦争をしていた頃に
 イギリスの首相を務めた人物。)

1950年にはノーベル文学賞を受賞。

アルベルト・アインシュタインと親交があり、
1955年核廃絶の想いを込めて
『ラッセル=アインシュタイン宣言』を発表。

この宣言は、
全ての核兵器、及び全ての戦争の廃絶を訴える科学者による国際会議、
『パグウォッシュ会議』のきっかけとなりました。

・・・という訳で、今回はラッセル氏の名言をご紹介したいと思います。

『愛情を受け取る人間は、
一般的にいえば愛情を賦与する人である。』
『欲しければ、まず与えよ』

『与えるものは、与えられるものである』

・・・などともよく言われていますね・・・。
これは、『波動』『共鳴』現象の1つであると考えてみても
面白いかと思います。

『世界の災いの1つは、
それが特定のことを独断的に信ずる習慣である。』
・・・これは、身の回りの出来事にも言えることですね。

Q.boy九州男児)、要注意・・・!!)

『道徳律は常に変化している。』
・・・物事の良し悪しは、時代によって、地域によって、人によって
全く違います。
『独断的に信ずる』ことは控えなければなりません。

『私は、どんなに前途が多難であろうとも、
 人類史のもっともよき部分が未来にあって、
 過去にないことを確信している。』
・・・これは『過去』に対する痛烈な批判であると伴に、
『未来』に対する大いなる希望を表現した言葉なのでしょう。
『未来発想』の重要性を再認識しました。

『実際、人類の大半が愚かであるということを考えれば、
 広く受け入れられている意見は、
 馬鹿げている可能性のほうが高い。』
・・・これも実に痛烈ですね・・・。
逆説的ですが、
『広く受け入れられている意見』ほど、
間違っている可能性が高いのかもしれませんし、
そういう視点eyeで物事を考えることも大切なような氣がします。

『他人と比較してものを考える習慣は、
 致命的な習慣である。』
・・・『100%自分の責任』です。
他人との比較はなんと致命的なのだそうです・・・。

『過度にならない程度に、
 自己の能力を高く評価することが、
 幸福の1つの源である。』
自己評価が高過ぎる人、低過ぎる人、
いずれの方も『幸せ』とは言えないようですね・・・。
『自己の適度な評価』
これが幸せのポイントです。

『政府がちょっと手を貸せば、
 どんなに馬鹿げた事でも
大多数の国民が信じるようになる。』
・・・これもドキッcoldsweats01とさせられる名言です。
私は『郵政民営化』を真っ先に思い出しました。
大衆は常に洗脳の危機にさらされていることを
肝に命じなければなりません・・・。

『浪費するのを楽しんだ時間は、
 浪費された時間ではない。』
・・・要するに、楽しめばいのです。
何事も。happy02

『人間は「自分の死後に、何が起ころうとしているのか」に
 思いをはせることが大事である。』
・・・『メメント・モリ』ですね。
全く同感です。
自分自身のことも、
自分に関わる全てのことに関しても。

そして・・・ 
未来の存在たちにも・・・。


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Posted by ゲゲゲのしげ爺 at 19:00│Comments(0)生き方
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